2019.11.12在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活

学生が土佐の豊穣祭で「土佐ジンジャー鍋」の市場調査を実施しました

11月9日・10、中央公園(高知市帯屋町)で開催された「土佐の豊穣祭」で、経済・マネジメント学群 経営情報システム、マクロ組織論研究室(坂本 泰祥准教授)の3年生9名が、高知発「土佐ジンジャー鍋」の県内普及をめざした市場調査を行いました。

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「土佐ジンジャー鍋」とは、本イベントにオフィシャルサポーターとして参画するNPO法人高知の食を考える会の高知の幸を掘り起こす委員会が、地元食材を使って新しい鍋文化を作ることをコンセプトに発案したものです。
「生産量日本一の生姜を使うこと」「鰹だしを使うこと」「高知県産の食材をつかうこと」の3つがルールとされており、この豊穣祭では、四万十鶏・ニラ・オクラ・すまき等9種類の食材が入っていました。

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学生たちは、「土佐ジンジャー鍋」を売り込みたいターゲットを想定し、それぞれに対する情報発信をする為には「食べてもらったお客様に共感していただき、SNSなどの口コミで広めてもらうこと」が重要だと考えました。このことから、市場調査は 「友達や親族などに勧めたいと思いましたか?」という質問を通して「他者に勧める」という未来の行動を点数化するNPS(ネット・プロモータ・スコア)を援用して行いました。

その聞き取り調査では、「家族や友人に勧めたい程度は10点満点。生姜の味がしっかり効き、具もたくさん入っていたので食べ応えがありました。トッピングにチーズや生姜のすりおろしを入れるのは良いアイデアだと思います。家庭で普及させるには、色々なレパートリーがあるといいかもしれません」とお客様から感想をいただきました。

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中島 海斗さん(経済・マネジメント学群 3年)は、「イベントでの市場調査は初めてでしたが、学生の取り組みを応援してくださる方が沢山いることを体感し感謝の気持ちでいっぱいです。今回は1サイズのみで販売しましたが、次回は小さいサイズやスープのみの提供、トッピングのバリエーション充実などお客様の声から様々なアイデアが浮かんだので、今後の提言にいかしたいです」と学びを語ってくれました。

学生たちは、今回の聞き取り調査の結果を解析・フィードバックし、 まずは高知県内での「土佐ジンジャー鍋」普及をめざし、商品開発への改善案を提言していきます。
市場調査にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

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