2019.12.10在学生・保護者 / 地域・一般 / 地域貢献 / 学生生活 / 研究

前田助教が「高知県スポーツ指導者研修会」で講師を務めました

12月1日、高知会館で開催された「令和元年度第2回高知県スポーツ指導者研修会」で、前田 和範助教(経済・マネジメント学群 スポーツマネジメント研究室)が講師を務めました。

本研修会は、高知県内の日本スポーツ協会公認スポーツ指導者のさらなる資質向上や組織の充実を図るとともに、指導者の連帯感を深めることを目的に開催されており、関係者約120名が参加しました。

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前田助教は、スポーツ組織が行う様々な活動が、地域コミュニティ形成にどのような影響を与え、いかに人々を豊かにするのかなど、スポーツがもたらす社会的価値に関する研究を行っています。

今回は、「スポーツ界に求められるマネジメント思考」をテーマとした講義を行いました。
冒頭に「スポーツ」について、視野を広げ客観的に捉えることにより、スポーツを通じて地域社会にどのように貢献できるかを考えることが、マネジメント思考の第一歩であることを説明しました。

続いて、スポーツマネジメントとは何か、日本のスポーツ界の動向と現状、スポーツと体育の違い、市場規模からみるスポーツの現在地などに触れ、スポーツを盛り上げていくための戦略についても紹介し、「ささえる」スポーツマネジメントの重要性について解説しました。その上で、スポーツ指導者には、社会の変化やスポーツを取り巻く環境の変化に適応し、社会におけるスポーツの価値を高め提供するためのマネジメント思考を身に付けることが求められると述べ、講義をしめくくりました。

受講者からは「スポーツ指導の仕事をしているが、この仕事で社会にどう貢献できるかという視点をもっていなかったことに気がつきました」と感想がありました。

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