2019.12.17在学生・保護者 / 地域・一般 / 地域貢献 / 学生生活 / 学群・大学院

学生が地方創生に関するアイデアコンテストで、「四国経済産業局長賞」および「高知家地方創生大賞」をダブル受賞

経済・マネジメント学群の学生7名のチーム「肥前研究室」による地方創生に関するアイデア「お風呂で世界を1つに!~人類融合~高知SAWACHI風呂」が、全国区の「地方創生☆政策アイデアコンテスト2019(主催:内閣府地方創生推進室、共催:経済産業省)」で四国経済産業局長賞、高知県での「高知家地方創生アイデアコンテスト2019(主催:高知県)」で、最高賞の高知家地方創生大賞をダブル受賞しました。

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(1枚目:本学での四国経済産業局長賞受賞式の様子(後列右:四国経済産業局長 土橋 秀義氏)、2枚目:高知家地方創生大賞受賞の様子)

これらのコンテストは、いずれも、地域経済分析システム(RESAS)※ を活用し、地域課題の分析を行い、地域を元気にする政策アイデアを募集するコンテストで、「地方創生☆政策アイデアコンテスト」は全国の幅広い世代から募集し、「高知家地方創生アイデアコンテスト」は高知県内の学生を対象に募集したものです。

本学学生による提案は、RESASによる分析等から、高知県への外国人観光客は年々増加しているものの、滞在時間が短いこと、中心部に興味が高いこと、温泉が好きな人の割合が多いことなどに着目し、高知市の中心商店街近郊に「高知SAWACHI風呂」と名付けた360度スクリーン付きの巨大な風呂の施設を作り、地域内外の世界の様々な人々が自ら料理となって裸で湯につかるという企画です。スクリーンには、鳴子踊りや四万十川の眺望が投影され、高知の雄大な景色や文化、暮らしぶりをたっぷり楽しんだ後、カツオ等の高知の食材と日本酒をいただきに夜の街へと繰り出してもらい、地域の活性化を図ると同時に、世界平和へと結びつけたいというアイデアです。

審査では、その創造性、独創性はもとより、スケールが壮大であること、実現後の経済効果が具体的な数字で示されたこと等が高く評価され、栄えあるW受賞となりました。

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受賞した学生グループの代表 門脇 奈那さん(経済・マネジメント学群 3年)は、「この夏からみんなで考え提案した結果が、このような栄えある二つの賞をいただき、大変うれしく思います。いろいろとデータを分析し、活性化策を考え高知市中心部にバライティー豊かな温泉施設を作ろうという発想となり、その後思考を重ね、高知県の「みんな一緒に」という文化の象徴である皿鉢料理と融合させてみてはとの発想となりこの提案となりました。本コンテストを通じて、高知県の魅力や課題を改めて知ることが出来、高知がより好きになりました。できれば、このアイデアを実現し、高知の新しい観光拠点として活性化を図るとともに、世界は一つという考え方がここから広がっていけばうれしいです」と、受賞の喜びを語りました。

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受賞チーム名
「肥前研究室」

門脇 奈那さん、石川 尋斗さん、伊藤 聖也さん、川下 裕士さん、佐藤 翔也さん、星田 岬さん(経済・マネジメント学群 3年) 、山中 一真さん(経済・マネジメント学群 2年)
(指導教員:肥前 洋一教授(経済・マネジメント学群 政治経済学研究室)

※地域経済分析システム(RESAS:Regional Economy Society Analyzing System)とは、地方自治体の様々な取り組みを情報面から支援するために、経済産業省と内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)が提供する、産業構造や人口動態、人の流れなどの地域経済に関する様々なビッグデータを集約し、地図やグラフで分かりやすく見える化(可視化)したシステムです。

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