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- キャンパスベンチャーグランプリ四国で特別賞を受賞
12月11日、香川県高松市で「第17回 キャンパスベンチャーグランプリ四国(CVG四国)」の最終審査会が開催され、郷久保 佐奈子さん(経済・マネジメント学群 4年)の提案した『防災サブスクリプションサービス』が特別賞(日刊工業新聞社賞)を受賞しました。
(写真:日刊工業新聞社 取締役西日本担当 竹本祐介様と郷久保さん)
CVG四国は、四国地区の大学・大学院・短大・高専・専門学校の学生を対象にしたビジネスプランコンテストで、今回は16件の応募がありました。
郷久保さんは、多くの人が災害対策を個人単位で行えていない現状を踏まえ、企業などの組織が防災サービスに加入し福利厚生として従業員等に提供するプランを提案しました。このプランにおける防災サービスは、近年注目を集めるサブスクリプション方式を用いており、サービス提供側が選んだ防災パッケージ(最新の有益情報と非常食等の物資のセット)を定期購入するという形態に特徴があります。この特徴により、防災グッズの所有・管理のハードルを下げ人々の命を守るだけでなく、企業の社会的価値を高めたり、定期購入という形で非常食の定期的消費を促し食品ロスを減らすなどの工夫も凝らされています。
審査員からは、特徴的なアイデアや市場性の高さ、プレゼンテーションの工夫等が評価された一方、法人等に契約を促すアイデア等、事業化に向けもう一歩踏み込んだ提案ができればより良かったとのアドバイスがありました。
郷久保さんはコンテストを振り返り、「大学生活最後の年に普段と違ったことをしてみようと思い挑戦しました。コンテストのアイデアに生かせればと、起業に向けた体験イベントにも参加し、起業家や専門家によるコーチングを受けたり、実際に街頭調査を行ったことなどが貴重な経験となりました。卒業後はプロジェクトベースでの仕事に取り組むため、企画から実践にプロジェクトを進めた今回の経験を生かして頑張りたいです」と語りました。
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