2020.3. 2在学生・保護者 / 地域・一般 / 学群・大学院 / 研究 / 研究者・企業

環境建築デザイン研究室の展示会「環展」を開催中

2月29日(土)~3月3日(火)、本学の地域・文化交流施設「Cross Square」(クロススクエア)(香美市)で、 システム工学群 環境建築デザイン研究室(渡辺 菊眞准教授)の研究成果を紹介する展示会「環展」を開催しています。

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本研究室は、自然や文化などの地域環境を読み解き、建築がその場にあることで、全体の風景やその場所特有のものが更に向上するような設計・研究を目指し活動しています。
会場には、学士課程3年生~修士課程2年生の研究室学生および、渡辺准教授が設計・研究した計15点が模型やパネル等で紹介されています。

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(学士課程4年 井上 喜人さんの卒業設計:今と昔の線路を歩く‐ごめん・なはり線、旧安芸線-。ごめん・なはり線と旧安芸線跡が混在する地域を題材に、ごめん・なはり線の高架拡幅や旧安芸線の駅ホームの復活、その場所の特色を生かしたごめん・なはり線駅舎改修などを構想し、徒歩で巡る中で新旧線路をひと続きに感じられるような場所の創出を提案している。)

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(修士課程2年 中村 晋作さんの修士研究:四国遍路の携帯式寝床空間-建築を問う試み-。建築の根源を問う試みとして、ビニールシート製の実験住宅"携帯式寝床空間"で寝泊まりしながら、四国遍路の旅を夏季と冬季1周ずつ行い、自然(場所・空間)と建築の関係を探った。)

本研究室の学生や渡辺准教授の設計は、これまでに、建築構想の深さや斬新性、未来社会に与えるワクワク感などが評価され国内外で多数の受賞歴があります。渡辺准教授が設計し、研究室総出で再建した金峯神社の里の拝殿も、4分の1モデルで再現し展示しています。

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地域環境と建築のつながりを考えるきっかけに、ぜひご来場ください。

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