2020.7.29お知らせ / 在学生・保護者 / 地域・一般 / 研究

松岡准教授の著書「5歳からはじめる いつのまにか子どもが算数を好きになる本」が出版されました

7月29日、松岡 学准教授(共通教育教室)の著書『5歳からはじめる いつのまにか子どもが算数を好きになる本(アドラー心理学でわかる!)』がスタンダーズ株式会社から出版されました。

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本書は、保護者向けの「子どもの算数力を育てるための育児・教育書」として出版され、子どもの算数力を育むためのアドラー心理学にもとづく「勇気づけ」を用いる実践的な内容が紹介されています。算数や数学が苦手なのは「勇気がくじかれている」というアドラー心理学の考えをもとにしています。

松岡准教授は、数学教育にアドラー心理学を取り入れる実践研究に力を注いでいます。本書は「数学者の教え」なども交えて、親が子どもに接するときの心得が紹介されており、それは教師が生徒に接するときの心得に通じるものがあることから、保護者だけでなく、算数・数学教育に関わる全ての人への示唆に富んだ内容となっています。

松岡准教授からの読みどころ紹介

本書には「勇気づけ」を軸に、子どもの確かな数学力を育てるためのエッセンスが詰まっています。また、アドラー心理学の基本的な考え方が丁寧に書かれているので、アドラー心理学の入門書にも最適です。

それに加え、岡潔先生、グロタンディーク、フロイデンタールといった数学者たちの考えにも触れることができる貴重な一冊となっています。

ぜひ本書を手に取って、アドラー心理学と数学の世界を旅していただけたらと思います。



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