2021.1.13地域・一般 / 地域貢献 / 研究 / 研究者・企業

福本教授が「IoPプロジェクト国際シンポジウム」のパネルディスカッションに参加

1月11日「令和2年度IoP(Internet of Plants)プロジェクト国際シンポジウム"農"が変わる!農業DX革新~Digital transformation~(主催:高知県)」がオンラインで開催され、福本 昌弘教授(情報学群)がパネルティスカッションに参加しました。

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(本学で実証実験中のNext次世代型施設園芸ハウス内ですくすくと育つトマト)

本シンポジウムは、高知県が、農業現場の革新を目的として、全国の農業関連のトップ人材や専門機関が集結し、研究の実践と成果を普及する事業『IoPが導く「Next次世代型施設園芸農業」への進化(平成30年度内閣府の産学官連携事業)』の一環として開催されました。同事業で創造されるIoPクラウドを活用したデータ駆動型農業の将来像、データを活用した新たな農業の革新(デジタルトランスフォーメーション(DX))について、農業従事者や関連企業、行政等、様々な方々が参加し、基調講演とパネルディスカッションが行われました。

「IoPクラウド"サワチ(SAWACHI)"の整備と活用の可能性について」と題するパネルディスカッションでは、福本教授がパネリストとして参加し、プロジェクトに関わる県内の大学、県庁、JA高知等と議論しました。福本教授は、データサイエンス分野の中心研究者の立場で、2022年度以降のIoPクラウド本格運用に向けたスケジュール、県内の施設園芸ハウス等の農業現場で実施するクラウド情報、サービス共有網の実証実験等について解説し、本クラウドの実現は、環境情報データのみならず作物情報(生理生態、生育、出荷)データや農作業データまでを見通した世界初のツールとなること、その実現には、高知県全地域での情報収集を進めることや日本中・世界中から研究者が参加したくなる環境、利用者が手間やコストをかけずに自由に柔軟に活用できることが重要であると述べました。

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