2021.11.19在学生・保護者 / 地域・一般 / 学群・大学院 / 研究

日本化学会中国四国支部大会 高知大会を開催

11月13日・14日に、環境理工学群の小廣 和哉学群長が実行委員長を務める「2021年日本化学会中国四国支部大会 高知大会」(主催:日本化学会中国四国支部、共催:高知工科大学他、併催:2021年日本化学会中国四国支部 化学教育研究発表会)がオンライン開催され、2日間で、94件の口頭発表、93件のポスター発表がなされました。

本大会は、中国四国支部の化学研究・教育の活性化を目的として、学生の教育・若手育成のための研究発表の場、産官学の研究者間の交流の場として開催されています。化学に関与する研究者、大学生・高等専門学校生などが2日間で、318名参加する大規模な学会となりました。

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若手招待講演においては、本学環境理工学群の林 正太郎講師が「柔軟性分子結晶学:発光性エラスティック結晶が開拓するフレキシブルウェーブガイド」のテーマで登壇し、分子結晶の基本的な特性・魅力や、柔軟性分子結晶が可能にする物性を解説しました。また講演の最後には、学生と研究できる環境の魅力を語るとともに、自身の研究室に所属する学生の研究テーマを紹介しました。

また、特別講演として澤本 光男氏(日本化学会常務理事・中部大学) が「精密合成と持続性化学」と題するテーマで、茶谷 直人氏(大阪大学)が「炭素不活性結合の活性化を鍵過程とする触媒反応」と題するテーマでそれぞれ講演されました。

本学の学生も口頭発表で13名、ポスター発表で8名の計21名が発表を行い、それぞれ発表者と参加者の間で活発な意見が交わされました。
11月下旬に、学生発表表彰(口頭発表賞、ポスター賞)が発表される予定で、本学の学生に受賞があった場合、大学のホームページのトピックスに別途掲載する予定です。

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