2021.12.23在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活

こうちNPOフォーラム2021に商品開発部が登壇

12月18日、こうち男女共同参画センターソーレ(高知市)にて実施された「こうちNPOフォーラム2021」(主催:こうちNPOフォーラム2021実行委員会他)に、本学の学生団体商品開発部が登壇し、コロナ禍での部の活動内容を紹介しました。

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本フォーラムは、コロナ禍にあっても組織のミッション(社会的使命)のため、活動を継続している団体が、活動を通した気づきや新たに築きあげたことなど紹介し合い、参加者同士で学び合うことを目的に実施されました。現地とオンラインのハイブリット形式で行われた本フォーラムは、合計で約120名が参加する大規模なものとなりました。

本学商品開発部は、授業で学んだマネジメントの知識を生かし、人、地域、高知県を盛り上げることを目的に活動しているサークルです。

発表では、部発足から今日までの活動内容やコンセプト(「おもしろそう」「やってみたい!」を原動力とし、部員みんなで力を合わせて形にしていく)を紹介したうえで、コロナ禍での活動内容や、めざしている「バリューチェーンの創造」について紹介しました。商品開発部の考える「バリューチェーンの創造」とは、自分たちと関わっている農家や企業の方々、消費者の3者間の関係性を良くしていくことと説明しました。最後にはコロナ禍での気づきとして、様々な制約が生じる環境に身を置くことで、改めて当たり前のありがたみを感じたことなどについて述べました。

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また、本フォーラム内のコーヒーブレイクの時間には、部で開発した文旦ハニージャムを使った手作りのパウンドケーキを、参加者の皆さまに振る舞いました。この手作りパウンドケーキには、甘くなりすぎないようにしつつも、文旦の香りを残したいという部員たちの思いや工夫が凝らされています。使用されている文旦ハニージャムは、土佐文旦の魅力・知名度向上を目的に、商品開発部が今年9月に開発したもので、文旦の廃棄部分である皮を利用している点が特徴です。

【文旦ハニージャム】

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■ターゲット:子育て世代、高知県内外の大学生 
■コンセプト:文旦の風味を楽しめる、蜂蜜×柑橘で健康的効果、SNS映えする商品
■差別化ポイント:高知県産食材を使用、身体に優しい商品、オリジナルの商品ロゴ、添加物不使用
■価格:500円(税込み)
■容量:170ml

〈販売店舗〉
Kiosk 高知銘品館(高知駅内)
高知県公立大学生協が運営する売店(高知工科大学永国寺キャンパス、高知県立大学池キャンパス)
access (高知工科大学香美キャンパス内売店)
バリュー(かがみの店、あけぼの店、ノア店)

※販売店舗の追加や、イベントでの出店情報など商品開発部の今後の活動予定は、商品開発部の各種SNS(TwitterInstagram)からご覧いただけます。

参加者からは、発表の感想として「コロナ禍でも学生たちが前向きに工夫して活動していることがわかりました」、パウンドケーキの感想として「甘すぎず、文旦の皮の苦みがおいしいです」、「文旦の香りが鼻に抜けます。味にこだわりを感じます」と、笑顔とともにコメントしていただきました。

商品開発部代表の近藤 咲希さん(経済・マネジメント学群 2年)は「コロナ禍で活動の発信が難しい中で、このような同世代の活気あふれる方々と交流ができ、よい機会となりました」と本フォーラムで感じた手ごたえを語りました。

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