2022.1.25在学生・保護者 / 地域・一般 / 地域貢献 / 学生生活 / 学群・大学院 / 研究

政治経済学研究室の学生が「高知家地方創生アイデアコンテスト2021」で優秀賞を受賞

12月19日、「高知家地方創生アイデアコンテスト2021」(主催:高知県)において、本学の肥前研究室チーム(指導教員:肥前 洋一教授 経済・マネジメント学群 政治経済学研究室)が優秀賞を受賞しました。本コンテストは、高知県内の学生が地域経済分析システム(RESAS)※を活用して地域の課題を分析し、高知を元気にする政策アイデアを提案するコンテストで、今年は計46件の応募がありました

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(受賞した肥前研究室メンバー:左から、経済・マネジメント学群3年の川田 太誠さん、松本 竣さん、正木 千尋さん)

受賞した発表テーマは「地域で繋がる高知県 土佐茶で活性化」です。土佐茶を産地ごとに売るのではなく、産地間でつながることで、高知県の土佐茶が一丸となって海外に売り込むアイデアを提案しました。
学生たちは、高知県への外国人観光客が少ないという課題や、土佐茶の魅力と生産量等の現状を説明したうえで、土佐茶産地が連携したイベント・商品プランを提案しました。具体的には、四国八十八ヶ所巡りにった「土佐茶十二ヶ所巡り」(各産地を回り、土佐茶とその景色を楽しんでもらうプラン)や、日替わりで沢渡茶や池川茶などの土佐茶を飲み比べすることができる「日替わり茶飲みセット」を提案しました。また、予測される収支を算出することで、経済効果と実現可能性が高いことを示しました。

代表の松本 竣さん(経済・マネジメント学群 3年・県立高知工出身)は、「今回、優秀賞を頂けましたこと、大変嬉しく思います。 地域を盛り上げるために、今私たちには何が出来るのか、若者に求められる力とは何かを改めて考えさせられたコンテストだと、参加して感じることができました。なかなかアイデアが決まらず、プレゼン能力も拙かった私たちを指導してくださいました肥前教授、沢山の情報を提供してくださり、共に議論をして頂きました土佐茶女子会の方々に本当に感謝いたします。 高知県には、まだまだ私たちの知らない活性化に繋がるものが沢山あります。それらももちろんですが、私たちがプレゼンした土佐茶の活性化策が、今はまだ小さなアイデアでも、これから先の高知県の発展の力となることを祈って受賞者コメントとさせていただきます」と語りました。

※地域経済分析システム(RESAS:Regional Economy Society Analyzing System)とは、産業構造や人口動態などの地域経済に関する様々なビッグデータを集約し、地図やグラフで分かりやすく可視化するシステムです。地方自治体の様々な取り組みを情報面から支援するため、経済産業省と内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)によって提供されています。

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