2022.12. 1地域・一般 / 地域貢献

高知県中学高校英語弁論大会に高知工科大学長賞を授与

11月6日および11月20日、「第51回高知県教育文化祭 第75回高知県中学高校英語弁論大会」(主催:高知県教育文化祭運営協議会、土佐教育研究会[外国語・外国語活動部会]、高知県高等学校教育研究会[英語部会])が開催されました。

本大会は、将来国際社会で活躍しようとする中学・高校生が、英語で自分の考えを発表することで英語学習へのモチベーションおよび英語力をさらに向上させるとともに、高等学校の英語教育のグローバル化を促進するために実施されています。

本学は、高知県の小中高の英語教育関係者との協働をより一層進めるため本大会を共催しており、中学校のプレゼンテーション部門と高等学校の即興スピーチ部門に、高知工科大学長賞を授与しています。

中学校の部

11月6日、高知工科大学永国寺キャンパスで行われた中学校の部で本学は「プレゼンテーション部門」を共催し、説得力・情熱、内容、構成などの5つの審査項目で特に優れた英語プレゼンテーションを披露した生徒1名に高知工科大学長賞を授与しました。

【中学校の部】受賞写真.jpg

(左から長﨑 政浩教授、学長賞の松本 伊生里さん、Paul Daniels教授)

長﨑 政浩教授(共通教育教室/地域教育支援センター長)とPaul Daniels教授(共通教育)が審査員を務めたプレゼンテーション部門は、「SDGs達成のために私たちにできることを提案」または「自分が住んでいる町の魅力を世界に紹介」の2つのトピックから1つを選択する形式で実施されました。登壇した中学生プレゼンターの皆さんは、創意工夫にあふれた、カラフルなスライドを示し、身振り手振りを交えながら、約4分間の情熱あふれる英語プレゼンテーションを披露しました。

高知工科大学長賞を受賞した高知市立義務教育学校土佐山学舎8年生(中2)の松本 伊生里さんは、流暢な英語を駆使して、SDGs達成のための提案を発表しました。

審査委員長の長﨑教授は「プレゼンテーション力は、今後は社会人基礎力の中核になります。中学生のうちから、興味をもってどんどん英語プレゼンに挑戦してほしいです」と参加者にメッセージを送りました。

高等学校の部

11月20日、高知県教育センターで行われた高等学校の部で本学は「即興部門」を共催し、コミュニケーションへの意欲・態度、内容、英語デリバリーの3つの審査項項目で特に優れた英語即興スピーチを披露した生徒3名に高知工科大学長賞を授与しました。

【高等学校の部】受賞写真.jpg 【高等学校の部】スピーチ風景.jpg


(1枚目:左から山﨑 亜矢講師、長﨑 政浩教授、川田 芙桜さん、塩見 廉さん、

矢野 陽一さん、宮本 紗希さん、Gordon Bateson教授 )(2枚目:Excellent Communicator賞を受賞した宮本 紗希さんのスピーチ)

長﨑 政浩教授(共通教育教室/地域教育支援センター長)とGordon Bateson教授山﨑 亜矢講師(共に共通教育教室)が審査員を務めた「即興部門」の今年のテーマは、"Tell us about your secret of studying well at school"(あなたの勉強方法の秘密を教えてください)でした。参加者は3分間という短い準備時間でスピーチの内容を決め、2分間一生懸命に英語でスピーチを披露しました。

今年のテーマは予想外だったようで、参加者は戸惑いながらも自身の学習体験を振り返りながら、とても個性あふれる勉強方法の秘密を語ってくれました。

閉会式では、山﨑講師とBateson教授から、「パッションを持って語りかけよう」「他の人とは違う、オリジナリティーのある内容に絞り込んで、インパクトあるスピーチを」と、参加者へのアドバイスが送られました。

高知工科大学長賞 受賞者

【中学校 プレゼンテーション部門】

松本 伊生里さん(高知市立義務教育学校土佐山学舎 8年)

【高等学校 即興部門】

Excellent Communicator賞:宮本 紗希さん(高知県立中村高等学校 1年)

Excellent Speaker賞:川田 芙桜さん(高知県立嶺北高等学校 2年)

Excellent Entertainer賞:塩見 廉さん(高知県立高知国際高等学校 1年)

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