2023.3.22在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活 / 学群・大学院 / 研究

土木学会四国支部優秀卒業生・修了生に選ばれました

森﨑 弘汰朗さん(修士課程社会システム工学コース2年・岐阜県立長良高等学校出身)と田中 翔大さん(システム工学群4年・高知県・私立高知高等学校出身)が「令和4年度 土木学会四国支部優秀卒業生・修了生」として表彰されました。

本表彰は、土木学会四国支部が土木専攻の優秀な卒業生・修了生を対象に、その努力をたたえるため実施しており、本学からは1名ずつが選ばれました。

森﨑 弘汰朗さん(修士課程社会システム工学コース2年)
指導教員:コンクリート研究室 大内 雅博教授

受賞コメント:研究内容が評価されこのような賞をいただくことができてうれしいです。丁寧なアドバイスをくださった大内先生をはじめ、実験を手伝っていただいた研究室の皆様に感謝します。私は、微細な気泡を連行することで締固め作業が不要になる気泡潤滑型自己充填コンクリートについて研究を行いました。途中行き詰まることもありましたが、自己充填コンクリートを想定したモルタルを練り混ぜる時間や手順を変えて繰り返し実験を行い、微細気泡比率を高めつつ、適した空気量を実現する手順を見つけることができました。本研究により練混ぜ手順が簡略化されることで、普及が進むことを期待しています。研究活動で培ってきた集中力や粘り強さを今後の人生にいかしたいと思います。

★1E7A6089.jpg

田中 翔大さん(システム工学群4年)
指導教員:鋼・コンクリート構造学研究室 鈴木 卓准教授

受賞コメント:受賞のお話をいただいたときは驚きました。今までの研究が評価されてうれしく思います。私の卒業研究の目的は、建築物において柱と杭が水平二方向に偏心した杭頭接合部の耐力評価です。先行研究が少ない分野で苦労しましたが、実構造物を模擬した試験体を作成して得られた実験値と耐力計算値を比較し、耐力評価法を提案することができました。研究を支えてくださった鈴木先生、助け合って実験をサポートしてくれた研究室の皆様に感謝します。卒業後は施工管理の仕事に就きます。大学で学んだ知識をいかして今後の仕事に真剣に取り組みたいと思います。

★1E7A6092.jpg

RELATED POST

関連記事