2023.7.18在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活 / 学群・大学院 / 課外活動

学生団体「Cykut」が高知県警察本部より「高知県サイバー防犯ボランティア」の委嘱を受けました

情報学群の学生を中心とするサイバーボランティア団体Cykut(サイカット)(顧問:吉田 真一教授)が、高知県警察本部より「高知県サイバー防犯ボランティア」の委嘱を受け、7月12日、高知県警察本部講堂において委嘱式が行われました。

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Cykutは、2014年に設立した学生団体で、現在8名の学生が所属しています。コンピュータセキュリティ・インターネットセキュリティに関する自分たちの知識・技能を高めるとともに、人々が安全、安心にサイバー空間(インターネット社会)で暮らせるように、インターネットや不正アプリに潜む危険性や正しいネット利用方法について小中学校・高等学校で講演を行うなど、日頃の学業で得た知識を活かして社会貢献活動を行っています。
高知県サイバー防犯ボランティアには、2015年から委嘱され、今年で連続9回目となります。昨年は、インターネット上の不適切な投稿187件を県警に通報しました。

委嘱式には、Cykutの部員6名が出席し、高知県警察本部生活安全部長 北村 昌巳氏より、代表の合田 和樹さん(情報学群 4年・愛媛県立新居浜東高等学校出身)へ委嘱状が手渡されました。
Cykutは、高知県警察本部と協力し、インターネット上の違法・有害情報のパトロール活動(サイバーパトロール)や、サイバー犯罪被害を防止するため教育機関や福祉施設等に対して広報啓発活動を行っていきます。

委嘱式に続いて、高知県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課によるサイバーパトロールに関する講習が行われ、インターネット上で増加する有害情報等の最新の傾向やサイバーパトロールを行う上での注意事項の説明を受けました。

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代表の合田さんは、「今年も『高知県サイバー防犯ボランティア』に委嘱いただき嬉しく思う反面、身の引き締まる思いです。私たちは、大学の授業や週1回の勉強会で身につけた知識を活かして、高知県内のITリテラシーの向上とサイバー空間の浄化に貢献できるよう努めています。啓発活動として実施している講演では、『ソフトウェア工学』の授業で学んだアプリケーション開発の技能により、模擬詐欺サイトを作成し、参加者の方に疑似体験していただきました。コロナ禍でオンラインでの開催が増えたため、インターネット上に潜む危険性についてまだまだ伝えきれていないと感じることが多かったので、改善していきたいです」と抱負を語りました。

また、顧問の吉田教授(情報学群)は、「日頃から大学で学んでいる技術を活かして、県内のサイバーセキュリティの啓発活動を盛んに行い、小中学校をはじめとした様々な機関で講演を行ってほしいです」と語りました。

委嘱を受け、Cykutのメンバーは、今後の活動に向けて気持ちを新たにした様子でした。

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