ただいまフロリダ国際大学の学生が研究活動中です

本学と交流協定を締結しているフロリダ国際大学(Florida International University)から、学生６名がリサーチインターン生※として来学し、８月12日までの約２か月間、システム工学群の八田章光副学長、李朝陽教授および古田寛教授の指導のもと、本学の学生とともに研究活動に励んでいます。

フロリダ国際大学は、1965年にフロリダ州の主要都市であるマイアミに設立された公立大学です。学生数は５万人を超え、全米で最も大きな大学の一つです。本学とフロリダ国際大学は、2022年４月、互いに優位する研究を補完し合い、互いの発展を期するため、教員・研究者・学生・学術情報の交流および共同研究活動を目的とした交流協定を締結しました。

本活動は、フロリダ国際大学と本学の共同人材育成プロジェクト「the US-Japan Collaborative Research and Education Effort for Synthesis and Applications of Functional Nanomaterials, Advanced Nanomaterials and Application」が採択されたことにより、昨年度から実施されており、今回は２度目の受入れとなります。工学、機械工学、生体医工学などの研究分野を含め、機能性材料に関する研究を重点的に行っています。この研究成果は、７月29日に島根大学で開催された応用物理・物理系学会中国四国支部合同学術講演会など、国内の学会で発表しました。

学内でもワークショップを開催。ポスター発表を行い、研究内容について本学の学生等とディスカッションおよび意見交換を行いました。ワークショップには、IRESプログラム※※のプロジェクトリーダーとして、フロリダ国際大学から、Wang Chunlei教授、Nezih Pala教授も参加しました。

また、研究活動と並行して、修士研究留学奨励プログラムの一環で、海外の交流協定校へ派遣予定の本学の学生のために実施した英語事前研修や、異文化理解を目的に開催したEnglish Boot Campに協力してもらいました。そのほか、香美市立楠目小学校の英語の授業に参加して地域の方々と交流をしたり、茶道部が実施する七夕茶会でお茶を嗜み、京阪神方面へバスツアーに出掛けるなど、日本文化にも触れていました。

高知工科大学では、現在、フロリダ国際大学も含めて19カ国60大学と国際交流協定を締結しており、56人の外国人留学生を受け入れるなど、国際交流活動を活発に行っています。

※本学のリサーチインターンとは、本学教員の指導により研究体験を行う他大学に在籍する学生です。
※このプロジェクトは、アメリカ合衆国National Science Foundation (NSF) の 2021年度The International Research Experiences for Students (IRES) programに採択され、３か年で実施しています。

その他メニューOTHER

ただいまフロリダ国際大学の学生が研究活動中です

RELATED POST