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- 高知県中学高校英語弁論大会に高知工科大学長賞を授与
「第52回高知県教育文化祭・第76回高知県中学高校英語弁論大会」(主催:高知県教育文化祭運営協議会、土佐教育研究会外国語・外国語活動部会、高知県高等学校教育研究会英語部会)が開催されました。
本大会は、将来、国際社会で活躍しようとする中学生・高校生が、英語で自分の考えを発表することで英語学習へのモチベーションと英語力をさらに向上させるとともに、英語教育のグローバル化を促進するために実施されており、本学は、英語教育関係者との協働をより一層進めるために今大会を共催、特に優れたスピーチを行った中高生に「高知工科大学長賞」を授与しました。
中学校の部
11月11日、高知工科大学永国寺キャンパスで行われた中学校の部「プレゼンテーション部門」では、説得力・情熱、内容、構成などの5つの審査項目で特に優れた英語プレゼンテーションを披露した生徒1名に高知工科大学長賞を授与しました。
(左から学長賞受賞の石元 堅太さん、長﨑教授)
同部門は「SDGs達成のために私たちにできることを提案」または「自分が住んでいる町の魅力を世界に紹介」の2つのテーマから1つを選択する形式で実施されました。プレゼンターの皆さんは、創意工夫にあふれたカラフルなスライドを示し、身振り手振りを交えながら、約4分間の情熱あふれる英語プレゼンテーションを披露しました。
高知工科大学長賞を受賞した石元 堅太さんのプレゼンタイトルは"Freedom was born here." 自由民権運動の発祥の地と言われる土佐山の歴史や文化の紹介を通して、我々は未来に向けてどうあるべきかという提案がなされた、力強いプレゼンで聴衆を惹きつけました。
審査員を務めた長﨑 政浩教授(共通教育教室/地域教育支援センター長)は、聴衆の理解と共感を得る優れたプレゼンの特徴について説明した上で、「プレゼンテーション力は21世紀の社会基礎力とまで言われています。中学生のうちから力を磨いていけば、世界を変えるようなプレゼンターになれる!」とメッセージを送りました。
高等学校の部
11月19日、高知県教育センターで行われた高等学校の部「即興部門」では、コミュニケーションへの意欲・態度、内容、英語デリバリーの3つの審査項項目において、特に優れた英語即興スピーチを披露した生徒3名に高知工科大学長賞を授与しました。
(1枚目:即興部門の高知工科大学長賞受賞者の皆さん)
共通教育教室の長﨑教授、Gordon Bateson教授および山﨑 亜矢准教授が審査員を務めた「即興部門」のテーマは、"Of all the things you have learned so far, what do you think is the most useful?(これまで学んだ中で、最も役に立ったことは何ですか?)"でした。参加者は3分間という短い準備時間でスピーチの内容を決め、2分間一生懸命に英語でスピーチを披露しました。興味深かったのは、出場者の回答が「コミュニケーション能力」と「笑顔を絶やさないこと」の二つに絞られたこと。現代の高校生世代がとても人間関係を大切していることが垣間見えた気がしました。
閉会式では、山﨑准教授が「即興スピーチは大きなチャレンジ。チャレンジし続けることが大事です」と激励。Bateson教授からは「即興でスピーチをするのは簡単なことではありません。スピーチの構成について学び、それを実践することが上達への第一歩になります」とアドバイスを送りました。
(閉会式で講評をする山﨑准教授(写真1枚目)とBateson教授(写真2枚目))
高知工科大学長賞 受賞者
【中学校の部 プレゼンテーション部門】
石元 堅太さん(高知市立義務教育学校土佐山学舎)
【高等学校の部 即興部門】
Excellent Communicator賞:大石 和果さん(高知県立嶺北高等学校)
Excellent Speaker賞:澤本 結希乃さん(高知県立嶺北高等学校)
Excellent Entertainer賞:小松 奈央さん(高知県立高知小津高等学校)
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