2023.12. 8在学生・保護者 / 地域・一般 / 地域貢献 / 学生生活 / 学群・大学院

スポーツマネジメント研究室の学生らが「高知スポーツサミット」で研究成果を発表

11月22日、「第5回 高知スポーツサミット」が高知大学朝倉キャンパスを会場にオンラインとのハイブリッド形式で開催されました。"高知県をスポーツで元気に"をテーマに、高知工科大学・高知大学・高知商業高等学校、龍馬学園、梼原町一貫教育センターの学生・生徒らが日頃の研究成果を発表、県内のスポーツ政策担当者らと議論を深めました。

「高知スポーツサミット」は、高知県内でスポーツを学ぶ高校生・大学生と、スポーツの発展・振興に取り組んでいる人々がともに学び交流し、県内のスポーツ活性化やスポーツを通じた地域づくりで高知を活性化することを目的に2019年に設立されました。

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(本学学生の発表の様子)

経済・マネジメント学群 スポーツマネジメント研究室(指導教員:前田 和範講師)の学生8名は、「マラソン大会ボランティアの課題解決に関する研究」、「小学生におけるスポーツ嫌いの層をスポーツ好きの層にするために~ゆるスポーツの活用を通して~」の2つのテーマで発表しました。

それぞれが、テーマ設定にいたった背景や研究の目的を説明した上で、大会運営関係者や自治体のスポーツ政策担当者などへの調査、ボランティア活動への参加といったフィールドワークの結果から見えた解決策を提案しました。

質疑応答では「ランナーがマラソン大会のボランティアに感謝の言葉を伝える方法は?」「ボランティアの募集広告費はどの経費から出すのか?」といった質問や、「学童保育でもスポーツを取り入れたいという話はよく聞くが、スタッフも高齢化しており課題が多い。学生たちが地域で一緒に活動してくれれば新たな課題も見つかるのではないか」といった感想が寄せられ、多くの学びを得る会となりました。

高知県文化生活スポーツ部スポーツ課からは「皆さんのように高知をスポーツで元気にしたい仲間が増え、心強く思っています。今後も研究を継続し、若い力で課題を解決していくことを期待しています」と講評をいただきました。

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