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- よってたかって生涯学習フォーラムを開催
2月17日に高知県立山田高等学校ほか香美市内6か所で開催された「よってたかって生涯学習フォーラム」を香美市および香美市商工会と共催しました。
同イベントは、保育園から大学までの教育機関が存在する「探求のまち香美市」において、主体的な学びや探求的な活動を推進するとともに、子どもも大人も皆で学び、高め合いながら市民間のつながりを育むことを目的に開催されています。
参考:イブニングセミナー2022 「『大学のある町』としての挑戦~生涯学び続ける地域づくりと香美教育コラボレーション会議~」
オープニングは、香美市内の全ての学校の吹奏楽部からなる合同バンドが演奏。ラストは、あのヒットソング「Y.M.C.A」で会場全体を巻き込み、一日続くフォーラムの一体感づくりに貢献しました。本学の「吹奏楽部 WINDBRASS」の学生たちも、合同練習でアドバイスをするなど、地域の最高学府として、リーダ役を担いました。
今年からの新企画「探求のまち Kami プロジェクトアワード」では、主に児童生徒や学生からなる6グループが、日ごろの探究活動の成果を発表しました。
高知工科大学長賞を受賞した 山田高校グローバル探究科 再生チョーク班は、『AI を活用したチョークの再生』という課題研究の結果を発表し、ユニークな着眼点と綿密な研究のプロセスが高く評価されました。質疑応答では、蝶野 成臣学長からの質問にじっくり考えながら、堂々と答える姿が印象的でした。
本学の学生団体「KUTEC」(KUT English Club)からも宇野 詩織さん(システム工学群2年)と岡﨑 裕大さん(システム工学群2年)が出場し、「学校教育だけで英語は身につく?」と題したプレゼンを行い、留学生や小中高生を対象とした調査結果をもとに、日本の英語教育の課題や自分たちの提言を熱心に、時に会場を沸かせながら発表しました。
体験・展示コーナーでは、最先端の科学技術を駆使して豊かなコミュニティの構築をめざす「里山プロジェクト」をパネルで紹介。自然資源ポテンシャルを持つ里山の再整備を目的として国土情報処理工学研究室が行っている、GISやドローンなどを用いた自然環境情報の収集や生物季節観測、歴史環境の把握状況などを展示しました。
また、KUTECは「イングリッシュ・ワンダーラウンジ」を開設。授業で製作した高知工科大学の英語プロモーション・ビデオを上映したり、子どもたちを対象とした英語のゲームや絵本の読み聞かせを行いました。
探究のまちづくりの中核にある「よってたかって生涯学習フォーラム」。今後とも、香美市民のみなさん、教育関係者、そして、子どもたちと共に、良いフォーラムをつくっていきます。
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