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- 大規模地震を想定した防災訓練を実施
高知工科大学では、甚大な被害が予想される南海トラフ地震の発生に備えて、必ず毎年、防災訓練を実施しています。
10月24日には香美キャンパスで、11月1日には永国寺キャンパスで、一斉避難訓練を実施しました。11時50分、学内で緊急地震速報が流れると、学生らは机の下など安全な場所に身を隠し、揺れが収まった後、教職員の誘導に従って屋外の指定避難場所へ集合。「安否確認システム」で自らの安否を登録しました。
(スマートフォンから安否確認に回答する様子)
11月1日の午後には、香美キャンパスで職員を対象とした自衛消防訓練を行いました。
「高知沖で震度6以上の地震が発生、高知県に津波警報発令中、高知市の一部が津波浸水、学内には約1,470人の学生教職員等がおり、通常のライフラインは全て途絶えている」という想定のもと、発災直後のため事務局が使用できないと仮定し、屋外に災害対策本部を立ち上げました。
安全防護班はキャンパス内の安全と要救護者の有無を確認、救護班は負傷者の応急処置や医療機関への搬送対応、通報連絡班は各所から届く被災状況の情報を整理、初期消火班は模擬消火活動を行い、災害対策本部長の指示のもと、それぞれの役割を確認しながら真剣に取り組みました。
訓練後には、香美市消防本部、香美市役所、高知大学医学部からお越しくださった皆さんから講評をいただき、課題点や改善点を共有。一人ひとりが防災への意識を高める、有意義な訓練となりました。
(写真3枚目:煙体験ハウスで実際の火災時に近い環境で避難)
本学は、今後も地震防災計画に基づいた防災訓練を継続的に行い、いつ起こるかわからない災害に備え、被害の最小化と教育・研究の早期再開をめざし、迅速かつ的確に対応できるよう努めてまいります。
本学の防災・減災対策についてはこちら
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