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- 高知県中学高校英語弁論大会に高知工科大学長賞を授与
「第53回高知県教育文化祭・第77回高知県中学高校英語弁論大会」(主催:高知県教育文化祭運営協議会、土佐教育研究会外国語・外国語活動部会、高知県高等学校教育研究会英語部会)が高知県教育センターで開催されました。
本大会は、将来、国際社会で活躍しようとする中学生・高校生が、英語で自分の考えを発表することで英語学習へのモチベーションと英語力をさらに向上させるとともに、英語教育のグローバル化を促進するために実施されています。本学は、英語教育関係者との協働をより一層進めるために今大会を後援し、特に優れたスピーチ、プレゼンテーションを行った中高生に「高知工科大学長賞」を授与しました。
中学校の部
11月9日に行われた中学校の「プレゼンテーション部門」では、説得力・情熱、内容、構成などの審査項目で特に優れた英語プレゼンテーションを披露した生徒1名に高知工科大学長賞を授与しました。
同部門は「SDGs達成のために私たちにできることを提案」または「自分が住んでいる町の魅力を世界に紹介」の2つのテーマから1つを選択する形式で実施されました。プレゼンターの皆さんは、創意工夫にあふれたカラフルなスライドを示し、身振り手振りも交えながら、約4分間の情熱あふれる英語プレゼンテーションを披露しました。
高知工科大学長賞を受賞した合田 尊琉さん(高知市立大津中学校)のプレゼンタイトルは "The Importance of Farming"。 週末の農業体験の楽しさを語ったうえで、農業就業者の深刻な減少の問題を取り上げ、SDGsゴールの2番目「飢餓をゼロに」を達成するための提言を行いました。
共通教育教室の長﨑 政浩教授とPaul Daniels教授が審査員を務め、Daniels教授は「自分の主張を支える、もっと具体的なデータや根拠を添えることで、説得力が格段に高まります」とアドバイスを送りました。
高等学校の部
11月10日に行われた高等学校の「即興部門」では、コミュニケーションへの意欲・態度、内容、英語デリバリーの3つの審査項項目で特に優れた英語即興スピーチを披露した生徒3名に高知工科大学長賞を授与しました。
共通教育教室の山﨑 亜矢准教授が「プリペアード部門」、長﨑 政浩教授とGordon Bateson教授が「即興部門」の審査員を務めました。
即興部門のテーマは、"Tell us about anything you do to make other people happy.(人を幸せにするために、あなたがやっていることは何ですか)"。参加者は3分間という短い準備時間でスピーチの内容を決め、2分間、一生懸命に英語でスピーチを披露しました。常に笑顔を絶やさないこと/プレゼントを贈ること/ジャグリングなどで楽しませることなど、それぞれの人柄や日常が垣間見えた生き生きとしたスピーチの連続でした。
閉会式では、Bateson教授が「スピーチの典型的な構成を意識して、それに当てはめながら練習をすると、さらに上達することができます」とアドバイスしました。
高知工科大学長賞 受賞者
【中学校の部 プレゼンテーション部門】
合田 尊琉さん(高知市立大津中学校)
【高等学校の部 即興部門】
Excellent Communicator賞:森國 日南野さん(土佐塾高等学校)
Excellent Speaker賞:秋澤 優羽さん (高知学芸高等学校)
Excellent Entertainer賞:吉田 滋海さん(高知県立嶺北高等学校)
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