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- 園部 元康准教授が日本機械学会 スポーツ工学・ヒューマンダイナミクス部門2024…
11月15~17日に慶応義塾大学で開催された日本機械学会 スポーツ工学・ヒューマンダイナミクス部門講演会2024の表彰式において、園部 元康准教授が同部門の2024年のパイオニア賞を受賞しました。
同賞は、機械工学・機械技術分野およびスポーツ工学・ヒューマンダイナミクス部門に関連する新規性のある顕著な研究を行っている研究者に授与されるものです。
園部准教授は、機械力学の観点から人間のバランスメカニズムを評価する研究を行っています。フォースプレート、加速度センサ、ジャイロセンサを組み合わせることで、従来は計測が難しかった重心の微小な動きを実用計測から評価できる手法の開発や、立位や座位のバランスモデリングから前庭感覚や視覚の重みづけを推定する取り組みが先駆的と評価され、今回の受賞に至りました。
園部准教授は「私の取り組んでいる内容は、機械工学の知見を人間の解析に応用したものです。医療分野では90年代から長く課題とされてきた研究ですが、実用性・精度・信頼性にこだわって取り組んできたことが評価され、うれしく思います。医療機関に普及して初めて成果になるので、医療機関、工学系研究者、装置メーカーと連携し、これからも開発に取り組んでいきます」と語りました。
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