- トップページ
- NEWS & TOPICS
- あいおいニッセイ同和損保と包括連携協定を締結
3月5日、本学とMS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、包括的な連携協定を締結しました。
本協定は、社員・教職員・学生の交流および共同研究等を行うことにより、教育を通じた人材育成に加え、研究成果を高知県ならびに広く社会に還元・貢献することを目的としています。
当日は、報道機関の方々へ向けて協定の概要などを説明の後、本学の蝶野 成臣学長とあいおいニッセイ同和損保の新納 啓介代表取締役社長が協定書の調印に臨みました。
また、今後の取り組みの一つとして、あいおいニッセイ同和損保がテレマティクス(※)によって蓄積する車両の走行データや運転挙動データと、本学が保有するパーソナルデータとの相関性を分析するなど、高齢化が進む高知県での安心安全なクルマ社会の実現に向けた共同研究を行っていくことが示されました。
新納社長は「弊社では、CSV×DXを通じて、地域・社会の未来を支えるための様々な取り組みを行っています。高知工科大学との連携によって、高知県の皆さまにとって価値ある取り組みに進化させていきたいと考えています。高知工科大学の多彩な研究テーマに加え、PBLでは学生の皆さんとも共同取り組みを企画中です。私たちがめざす未来に向けて、これまで以上に積極的に協力し、ともに成長していくことを誓います」と連携に意欲を示しました。
これを受けて、蝶野学長は「連携協定は、締結することが目的でなく、実質化することが最も大事だと考えています。双方が保有する技術・知見・ノウハウを活かしながら、研究開発や人材育成を迅速にかつ効果的に行い、得られた成果を高知県さらには全国へ還元することで社会に貢献していきます」と話し、今後の協力関係に期待を寄せました。
調印式の後には、新納社長と同社とのPBLに取り組むデータ&イノベーション学群1年生の学生たちとのセッションが行われました。プロジェクトの概要を説明した学生たちは、新納社長からアドバイスをいただき、深い感銘と学びを得たようでした。
※テレマティクス
自動車等の移動体において、双方向の通信システムを利用して様々なサービスを提供することの総称(Telecommunication/遠隔通信)と(Infomatics/情報工学)を掛け合わせた造語。
プレスリリースはこちらから
RELATED POST
関連記事