2025.4.17在学生・保護者 / 学生生活 / 課外活動

RaSKが種子島ロケットコンテストでベストデザイン賞を受賞

ロケットや模擬人工衛星の開発、実験などを行う学生団体RaSKが、3月6~3月10日に開催された「第21回種子島ロケットコンテスト」に参加しました。

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コンテストは2つの部門に分かれ、ロケット部門に全52チーム、CanSat(飲料缶サイズの模擬人工衛星)部門に全50チームが参加し、RaSKからは、以下の2チームがそれぞれの部門に参加しました。

「Fragile KUT」:ロケット部門 高度種目(できるだけ高く飛ぶことを競う)
「Tryangle」:CanSat部門 自律制御カムバック種目(高度30m前後から投下後に飛行または走行して、あらかじめ指定した目標地点の近くに到着できるかを競う)

ロケット部門では、高い高度に到達したものの、落下範囲を超えてしまい惜しくも失格となりましたが、CanSat部門では、独創的なデザインや、複雑で繊細な機構ながらも安定した走行を実現させたことなどが評価され、ベストデザイン賞(川崎重工業賞)を受賞しました。

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(モデルロケット)   (自律制御CanSat)

メンバーの氏平 佳希さん(システム工学群4年・岡山県立岡山一宮高等学校出身)は「このような栄えある賞をいただけて、大変光栄です。CanSatについては、昨年は風の影響を受けて機体が反転し、そのまま起き上がることができず、リタイアという結果に終わりました。今回は、その反省を活かし、機体に3つのクローラーを付けて、どの方向に着地しても走行できるように工夫しました。こうした工夫が評価され、受賞につながったことを嬉しく思います」と話しました。

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【種子島ロケットコンテスト】
手作りによるモデルロケットや衛星機能モデルを開発・製作し打ち上げることで、物作りの奥深さ、面白さを体験することを通して、我が国の宇宙開発利用に向けた人材育成を行うとともに、宇宙開発利用の普及啓発や地域の活性化を目的として開催されている。今年で21回目。

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