- トップページ
- NEWS & TOPICS
- Space.Lab部が高知みらい科学館のイベントを企画・参加協力しました
5月4~6日、高知みらい科学館が主催し、学生団体Space.Lab部が企画・参加協力を行ったイベント「ミニ☆プラネタリウムで星空たいけん」が開催されました。
Space.Lab部は、天体観測を行ったり、県内の小学校で科学教室を開催したりと、「生活の身近に宇宙を」をモットーに活動を行っています。
今回は、顧問の山本 真行教授を通して、高知みらい科学館から「年齢が小学校低学年以下の子どもたちを対象としたイベントを企画しませんか」とのお話をいただき、参加を決めました。
準備期間は、約4か月。
Space.Lab部代表の小松 真緒さん(経済・マネジメント学群 3年・茨城県・私立S高等学校出身)と副代表の松下 可直さん(経済・マネジメント学群 3年・高知市立高知商業高等学校出身)は、高知大学の天文系サークル星の会の皆さんと企画会議を行い、子どもたちに星空や科学に親しみを持ってもらうための第一歩として、高知みらい科学館が所有し普段は館外で使用されているミニプラネタリウムを体験できるイベントを行うことにしました。
プラネタリウム内では、夜空鑑賞のほか、童謡「きらきらぼし」にのせて、歌詞にまつわるクイズをスライドで出題。表面温度による星の色の違いや、地球と月の距離など、子どもたちの好奇心を誘う内容に仕上げました。「子どもたちに理解してもらえるように、どこまでかみ砕いて説明すべきか、文字サイズやルビの振り方まで一つ一つ悩みながら作りました」と松下さんは優しく笑いました。
当日は、多くの親子連れの方々にご参加いただき、大盛況となりました。
イベントを成功させて、小松さんは「『ゼロの状態から物事を企画することの難しさ』を実感しました。何も決まっていないところから、イベント内容を考えたり、必要な人員や役割を洗い出したりする作業がとても大変でした。当日も、想定と異なる場面への臨機応変な対応が求められ、例えば、思ったより年齢の高い子どもが多かった回や、大人のお客さまが中心となった回では、説明の仕方や言葉選びを少し変えるなど、瞬時の判断が求められました。『何があればスムーズに実施できるか』を考え、準備に反映できたという点で、成長を実感することができました」と話し、今後については「もっと多くの人に、宇宙や星、そして科学のおもしろさを伝えられるような活動をしていきたいです。地域の方々とのつながりを大切にしながら、誰でも楽しめるイベントづくりにも挑戦していきたいと思います」と意気込みました。
RELATED POST
関連記事