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- 小中学生と学生団体RaSKがロケット製作と打ち上げ -南国市夏休み子ども教室-
7月26日、南国市の小中学生が香美キャンパスでモデルロケットの製作と打ち上げを体験しました。
今夏に開かれる「南国市夏休み子ども教室」のひとつとして、本学女性エンジニア育成支援センターが開催したものです。
参加したのは夏休みに入ったばかりの12名の小中学生と保護者の皆さん。講師役を務めたのは、ロケットや模擬人工衛星の開発、実験などを行う学生団体RaSK(ラスク)。各地でのロケットコンテスト出場や、高知県内企業の技術・経済支援による自作ハイブリッドロケットエンジン開発等に取り組んでいます。
【RaSKの最近の活動】
2024.9.30掲載 RaSKが自作ハイブリッドロケットエンジンの燃焼実験に成功しました
2025.4.17掲載 RaSKが種子島ロケットコンテストでベストデザイン賞を受賞
この日、子どもたちが取り組んだモデルロケットとは、本物のロケットの原理を応用した小型の模型ロケット。火薬を燃焼させて発生するガスを推進力に、約70メートルの高さまで打ち上がります。
子どもたちは、RaSKの学生たちの解説を聞いたあと、説明に沿ってそれぞれのロケットをつくり上げていきます。
本体となる紙製の筒にロケットの姿勢や飛ぶ方向を安定させるためのフィン(尾翼)の貼り付けからスタートし、降下時に減速するためのパラシュートの役割をするストリーマと、発射台に固定するためのランチラグの取り付けに少し苦労しながら集中して作業に取り組み、約2時間でロケットを完成させました。
お昼休憩をはさんで、いよいよ待ちに待った打ち上げです。
キャンパスグリーンの中央に設置された打ち上げ台に、エンジン部分をRaSKの学生に装着してもらった各自のロケットをセットしたら、緊張の面持ちでマイクを握り、風速や周囲の安全確認・打ち上げへの秒読み・点火合図をしてスイッチを押します。
真っ青な夏空にロケットが勢いよく飛び立つと、周囲からも歓声があがりました。
飛翔方向や高さもさまざまで、点火不良等により打ち上がらなかったロケットもありましたが、それらも含めてロケット開発の楽しさや難しさを体感してもらえたのであれば幸いです。
今回参加した子どもたちが未来のエンジニアをめざすことを願っています。
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