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- 学生が開発したAIアプリの体験イベントを「ひろめ市場」などで実施 -データ&イノ…
12月13日、データ&イノベーション学群の学生がAI技術を活用し開発したアプリケーションの体験イベントが、高知市中心部の「ひろめ市場」と「高知大丸」で行われました。

今回の主なターゲットは、食事やお土産物探しに、ひろめ市場を訪れた観光客です。
アプリを入れたタブレットで、気になる店舗や商品のQRコードを読み込み、「ランチでおすすめの高知名物は?」「熱燗でおいしい辛口の地酒を教えて」など、観光客が知りたいことを尋ねると、AIアバターが、即座に回答します。

データ&イノベーション学群の2年生6人が、夏ごろからPBL(課題解決型学習)の一環で、ひろめ市場31店舗と高知大丸で取り扱う商品を取材しながら準備を進めてきました。
イベントの目的は、単にアプリを一般の方に体験してもらうだけではなく、アプリをきっかけに、東西約650mに及ぶ帯屋町筋商店街の人の流れを促進すること。

イベントでは、商店街の西端にある「ひろめ市場」でアプリを体験した方には、商店街の東側にある「高知大丸」の当日のみ使用できるお買い物券を配布。商店街が江戸時代、東西で町人町、武家町に分かれていたことなどを示すチラシも一緒に渡すことで、"埋もれた名所"にも目が向くよう工夫しました。

アプリの開発に関わったデータ&イノベーション学群2年の安部 奏人さん(私立星槎国際高等学校出身)は、
「地域の皆様や商店街関係者の方々、そしてイベント用アプリのシステムを担当してくださった院生の先輩方のご協力のおかげで、本イベントは無事に実施することができました。当日は想定していたほど多くの人の関心を集められたわけではありませんでしたが、足を止めて参加してくださった方がいたことは大きな収穫であり、今後の活動につながる確かな手応えとなりました。今回の経験を通して、イベント参加に必要な"ひと手間"を減らすことの重要性を強く実感しました」と振り返り、
「今後は、より気軽に参加できる仕組みづくりに向けて、フォトスポットの候補をフィールドワークで調査し、フォトスポットを活用した、"気づいたら参加していた"といった企画に発展させて、次回の取り組みに活かしていきたいです」と抱負を語りました。

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