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博士学生がJpGU-AGU Joint Meeting 2026において学生優秀発表賞を受賞

大学院博士後期課程 3年の Hani Saber Abdelsalam Farag Elbehiri さん(宇宙地球探査システム研究室/指導教員:山本 真行教授) が、今年5月に開催された JpGU-AGU Joint Meeting 2026 において、Outstanding Student Presentation Award(OSPA)を受賞しました。OSPAは、研究の独創性や研究分野への貢献度に加え、発表の分かりやすさや論理的構成、質疑応答への対応力などを総合的に評価して授与される賞です。

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Haniさんは、2025年8月に日本上空で観測された大規模な火球(流星)について、光学観測、地震観測、インフラサウンド(超低周波音)観測のそれぞれのデータを統合して解析。複数の観測データを組み合わせることで、火球の発生位置や爆発規模を高精度で推定し、その結果はNASAが公開するデータとも高い一致を示しました。

研究成果は、流星に伴う自然現象の特性をより正確に把握することにつながり、将来の防災研究への貢献が期待されています。また、地震観測、インフラサウンド観測、光学観測といった複数の観測技術を統合することの重要性を示したほか、将来的な宇宙機の再突入研究への応用の可能性も明らかになりました。

受賞にあたり、Haniさんは「JpGUは日本の地球科学分野で最大級の学会であり、多くの参加者がいる中でこの賞に応募すること自体が挑戦でした。そのような学会で受賞できたことを大変うれしく思っています。また、この受賞は自分にとって大きな達成感と研究へのモチベーションにつながっています」と話し、今後については、「本研究成果を国際的に評価の高い学術誌へ投稿したいと考えています。また、将来的には日本でポスドク研究員として研究を継続したいと考えています」と今後の研究目標を語りました。

[セクション]大気水圏科学セクション
[ポスター発表タイトル]Seismic, Infrasound, and Optical Observations for Monitoring Meteor Over Japan(日本上空の流星監視のための地震・インフラサウンド・光学観測)

JpGU-AGU Joint Meeting 2026とは

JpGU-AGU Joint Meeting 2026は、地球惑星科学および関連分野の研究者、技術者、教育関係者、科学コミュニケーター、学生などが世界中から集まり、基礎研究から地球環境問題、人間社会と地球惑星科学との関わりに至るまで幅広い研究成果を共有するとともに、多分野連携に向けた議論が行われる国際的な学術大会です。2026年大会は、米国地球物理学連合(AGU)との合同開催となり、「Transformative Science for Life & Earth(生命と地球のための変革的科学)」をテーマに実施されました。本大会には10,318名が参加し、6,006件の研究発表が行われるなど、JpGU史上最大規模の大会となりました。また、学生優秀発表賞(OSPA)には1,045件の応募があり、Haniさんはその中から選出された受賞者の一人です。

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