地域イノベーション共創機構
Co-creation Organization of Regional Innovation
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高知工科大学の専門性を活用して、地域イノベーションを地域の方々と共に創出していくことを目指します。
◇目的
高知工科大学(以下「KUT」)では、それぞれの教員の専門性を極限まで追求しつつ、それに基づいて地域に貢献していくという方針のもとに活動しています。高知県をはじめとする地域が現在または将来的に抱える様々な課題に対して、KUTの専門性を活用して地域の方々と共に地域イノベーションを創出し、共に対応していくことを目指して、地域連携機構を改組し、地域イノベーション共創機構を創設します。
◇4つの共創
上記の目的の実現を図るため、『グローカルな視点の地域イノベーションにチャレンジできる環境の共創』として①「産業の共創」②「専門人材の共創」を、『人口激減時代でも安心できる生活基盤の共創』として③「インフラの共創」④「自然との共創」を目標に掲げ、それぞれ具体的な成果を目指します。
機構長挨拶
平成21年度(2009年度)の公立大学法人化を機に、高知工科大学はより一層地域への貢献を推し進めるために「地域連携機構」を設立し、時代のさきがけとなる新たな地域貢献を目指し取り組んできました。これまで「産業育成研究ユニット」「社会マネジメント研究ユニット」「里山創成研究ユニット」に属する7つの研究室と「社会連携センター」「地域教育支援センター」で、地域の産業振興、インフラや防災、里山工学、社会実装、教育イノベーションに取り組み、成果を出してきました。そうした中、現在本学のある高知県は出生数、転出超過数とも他県と比較して大変厳しい状況で、人口減少問題が最重要課題となっています。それに応じて地域や企業での人手不足や人材不足が深刻な状況です。高知県においてもその課題克服に向け、デジタル化やグリーン化、グローバル化に県をあげて取り組んでいます。
高知県公立大学法人である本学としても、そうした新たな課題の克服に本学の専門性をこれまで以上に活用した社会貢献・地域貢献の取り組みを強力に推し進め、地域イノベーションを地域の方々と共に創出していくために、1次産業~6次産業やDX化(デジタルトランスフォーメーション化)等の「産業の共創」、防災・減災や地域交通等の「インフラの共創」、バイオマス等の「自然との共創」、STEAM人材(科学・技術・英語・芸術・数学 人材)やグローバル人材の育成等の「専門人材の共創」の4つのユニットに再編し、課題に応じた15のセンター・研究室を設置した「地域イノベーション共創機構」を創設しました。
地域イノベーション共創機構は、大学の社会貢献に対する強い要請に応えて、高知工科大学らしい専門性に根差した社会貢献・地域貢献のあり方を今後とも追求したいと考えています。そうして「地域に根付く大学」として「活力あふれる高知」を目指して、地域の方々と共に取り組んでいきます。
地域の皆様方のご支援・ご協力を引き続きよろしくお願い申し上げます。
2025年4月 地域イノベーション共創機構長 小廣 和哉
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高知工科大学 研究連携部 地域イノベーション共創推進課
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Tel.
0887-57-2743
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Fax.
0887-53-9064
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Mail.
org@ml.kochi-tech.ac.jp
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