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- ハイブリッドロケットの燃焼実験を実施
ハイブリッドロケットの性能を試験する燃焼実験を2月17日、香美キャンパスグラウンドで実施しました。
本燃焼実験は、本学の宇宙開発サークル Rocket and Sat community of KUT(RaSK)が執り行い、一昨年の11月に完成した自作のGSE(地上打ち上げ支援装置)に更に改良を加え、今回のミッションである信頼性の高いロケットの推進力データの取得を試みました。
実験当日は幸いにも晴天となり、実験準備は順調に進められました。準備の途中で点火装置にトラブルが発生したものの、部員総員で解決に当たり無事に点火をすることができ、きれいな炎を見ることができました。
また近隣の小中学生をはじめ、立命館大学や徳島大学のロケットサークルの学生が見学に訪れたりと、多くの方に見守られながらの実験となり、点火の瞬間には大きな歓声が上がりました.
実験後に得られたデータを解析したところ、ほぼ想定どおりのデータが得られ、半年をかけて設計、製作してきた実験装置の確実性が実証されました。実験の前日には、本学で日本発の民間企業による弾道ロケット打ち上げを目指すインターステラーテクノロジズ株式会社(以下IST)と、RaSK顧問の山本 真行 教授との共同研究会見が行われ、終了後にはIST社長の稲川氏が、RaSKの普段の活動場所である「ものづくり工房」を訪れました。
様々な意見交換をする中で実験装置についてのアドバイスをいただき、前日の夜遅くまで装置の改良や準備が行われました。その甲斐もあり、当日は問題なく実験を成功させることができました。
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