2019.10. 9在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活 / 学群・大学院

学生団体RaSKと地元企業との自作ロケットエンジン開発の取り組みを展示会で披露

10月2日~4日の3日間、インテックス大阪で開催された「第22回[関西]機械要素技術展」で、学生団体RaSK(ラスク)が地元企業と取り組んでいる「自作ロケットエンジン開発」のプロジェクトを紹介しました。

★2S1A8788.jpg ★2S1A8814.jpg

本プロジェクトは、RaSKが打ち上げるロケットに使用している海外製のエンジンが、近年輸入規制により入手が困難になったことなどから、自作ロケットエンジンの開発設計に着手し、高知県工業会(山崎 道生会長)の賛同と支援を得て、同会会員企業18社で組織する受注拡大委員会に本年度の取り組みとして位置づけしていただき実現しました。

現在、受注拡大委員会企業5社による10部品の加工協力とRaSKによる燃料関係2部品の加工などの部品製作の分担が決定し、高知県内外29の企業や個人からの開発資金協賛を得て、今月中旬から年度末の完成をめざして開発が開始される予定です。

今回は、本プロジェクトの全国へのお披露目として、高知県関係ブース内の高知県工業会受注拡大委員会のコーナーに、自作ロケットエンジン開発の概要などを示したポスターを展示しました。また、RaSKが本年度打ち上げに成功したロケット現物と当ロケットから撮影した動画の放映により団体の活動内容も紹介しました。


★★★2S1A8772.jpg ★2S1A8802.jpg

展示ブースには、3日間にわたり、全国のものづくり系企業で活躍する本学の卒業生や、ロケット開発業者など宇宙産業に関わる企業、地域の産業支援団体など、沢山の方々が訪れ、説明に熱心に耳を傾け、質問や開発に関する情報提供、ご助言、ご称賛のお言葉をいただくなど、皆さんの関心は高く、今後のプロジェクト展開における有効な情報交換の機会となりました。

RELATED POST

関連記事