2019.11.15在学生・保護者 / 地域・一般 / 地域貢献 / 学群・大学院 / 研究

「高知スポーツサミット」でスポーツマネジメント研究室の学生らが発表

11月8日、永国寺キャンパスで「第1回 高知スポーツサミット」が開催され、"スポーツで高知を元気にするには"をテーマに、大学生・高校生が日頃の研究成果を発表し、スポーツ政策担当者らと議論・共有を深めました。

「高知スポーツサミット(KSS)」とは、高知県内でスポーツを学ぶ高校生・大学生と、スポーツの発展・振興に取り組んでいる人々が、ともに学び交流することを目的に設立されたもので、初開催となる今回は100名以上が集まり、高知県のスポーツを変える新たな第一歩を踏み出しました。

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本学の経済・マネジメント学群 スポーツマネジメント研究室(前田 和範 助教)の学生は、「高知県の部活動改革~高知県高校部活動の体罰の現状を改善するために~」、「高知県スポーツイベントの広報戦略におけるSNSの有用性~ラグビーワールドカップトンガ代表事前キャンプを通じて~」、「運動部活動顧問の負担軽減について」という3つのテーマで発表しました。
それぞれの発表が、高知県庁や高知県教育委員会などへのインタビュー調査、または共同事業などの具体的な動きから見えた課題や解決案についてであり、参加者は興味深い内容に聞き入っていました。
ラグビーワールドカップトンガ代表事前キャンプのSNS広報活動という高知県との共同プロジェクトに参加した学生からは、「今回の取り組みを足がかりに高知県内のスポーツイベントの広報戦略に携わっていきたい」と今後への期待が膨らむ声も聞かれました。

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また、高知大学の学生は「高知県でのよさこいの可能性について」、「高知の新たなスポーツ環境に向けて~スポーツ施設利用促進に向けたスマートフォンアプリの活用~」という2テーマで発表し、高知商業高校スポーツマネジメント科の生徒は、「スポーツの楽しさを伝える取り組みとして、女子サッカー部と生徒有志とのエキシビションマッチを行った」など、スポーツの楽しさを伝える高校生らしい取り組みをそれぞれ発表しました。

「高知スポーツサミット」設立に関わった一人で、自身も"高知龍馬マラソン"や"高知ファイティングドッグス"のマネジメント戦略を研究する前田 和範 助教は「スポーツマネジメントを学ぶ学生が集まり研究交流ができたうえ、多くのスポーツ関係者の皆様にご参加いただき有意義な意見交換ができました。このような取り組みが、今後も高知県のスポーツ振興に寄与できれば幸いです」と開催を振り返りました。

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