2019.11.15国際交流 / 在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活 / 学群・大学院 / 研究

国際会議iSAI-NLP 2019において学生がベストプレゼンテーションアワードを受賞

10月30日~11月1日、タイのチェンマイで開催された「国際会議iSAI-NLP 2019」で、井上 舜也さん(大学院修士課程 情報学コース 2年)がベストプレゼンテーションアワードを受賞しました。

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井上さんが発表したテーマは「The analysis for quantitative evaluation of palpation skills in maternity nursing(母性看護における触診技術の定量的評価へ向けた分析)」です。
現代の看護教育においては、学生の演習・実習経験の充実や教育効果の向上が課題となっています。また、指導教員の熟練技術に関する経験や感覚をすべての看護学生に理解させることは容易でなく、学生間で教育効果の差が生じるおそれがあるなどの課題もあります。
本研究では、子宮内の胎児の状態を確認する触診演習に焦点を当て、触診者の指掌の圧力データを分析し、触診時における手掌の使い方の差を明らかにしました。この研究が進むことで、学生ごとの触診の上達度を教員が把握できるようになり、触診演習時の教育効果の向上が期待されます。

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受賞を受け、井上さんは「数ある研究発表の中からベストプレゼンテーションアワードを受賞でき、大変光栄です。ご指導いただいた敷田 幹文教授(情報学群)および高知大学の共著者の方々、また国際的な活動のサポートをして頂いた先川 信一郎特任教授および国際交流課の方々、研究活動を支えてくれた研究室のメンバーに心から感謝しています。 ここで満足せずに、研究の質がより高くなるように努めます」と語ってくれました。

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