2021.9.21イベント / 地域・一般 / 学群・大学院 / 研究 / 研究者・企業

山本 哲也教授が「イノベーション・ジャパン2021~大学見本市Online」に出展しました

8月23日(月)~9月17日(金)に開催された、国内最大規模の産学マッチングイベント「イノベーション・ジャパン2021~大学見本市Online」に、山本 哲也教授(総合研究所 マテリアルズデザインセンター)が出展しました。

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本イベントは、国内大学等から創出された研究成果の社会還元、技術移転の促進および実用化に向けた産学連携のマッチング支援を目的として開催されています。18回目となる今回は、大学等で生まれた最新技術シーズ400件が11の分野別で出展、それと合わせた研究者プレゼンテーション(ビデオ発表)約200件が公開されました。

山本 哲也教授は、低コスト、高生産性及び高品質な透明導電膜の画期的製造方法の開発をめざし、日々研究に取り組んでいます。
今回のイベントでは「低温成膜プロセスによるアモルファス薄膜と低温ポストアニールによる多結晶薄膜」をテーマに、透明導電膜の電気的用途および光学的用途について説明し、近年、注目されている抗菌・防臭(市販済み)等の新しい産業への展開について紹介しました。

具体的には、 (ⅰ)低導電率・高電子移動度を呈する金属酸化物アモルファス薄膜を基板無加熱及び低真空度条件で実現する技術、(ⅱ)低導電率・高電子移動度・高光学透過率を呈する金属酸化物多結晶薄膜を (ⅱ-a) 低温プロセス及び真空条件、 (ⅱ-b) 低温プロセス及び大気圧開放条件で実現する技術、(ⅲ)セラミックス及び半導体薄膜表面・界面加工のための酸素負イオン生成・照射技術などを紹介し、さらに多種多様な材料を基材とした基板上酸化物薄膜の成膜条件最適化ツール等の活用例も紹介しました。

今後も、本学は基本理念である「世界の未来に貢献できる研究成果の創出」の具現化をめざし、産学官民のさらなる連携を推進してまいります。

研究者プレゼンテーションはこちらから

山本教授の最先端研究紹介はこちらから

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