2021.12. 6在学生・保護者 / 地域・一般 / 地域貢献 / 学群・大学院 / 研究

スポーツマネジメント研究室の学生らが「高知スポーツサミット」で研究成果を発表

11月5日「第3回 高知スポーツサミット」が開催され、"学生が考える高知県スポーツの活性化"をテーマに、高知工科大学・高知大学・高知商業高等学校の大学生・高校生らが日頃の研究成果を発表し、スポーツ政策担当者らと議論・共有を深めました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、今回はハイブリット形式で実施し、県内のスポーツ関係者にはライブ配信を通じて発表を届けました。

「高知スポーツサミット(KSS)」は、高知県内でスポーツを学ぶ高校生・大学生と、スポーツの発展・振興に取り組んでいる人々がともに学び交流し、県内のスポーツ活性化やスポーツを通じた地域づくりで高知を活性化することを目的に2019年に設立されました。

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本学経済・マネジメント学群 スポーツマネジメント研究室(前田 和範講師)の学生10名は「高知県におけるスポーツツーリズムの発展を目指して~行政改革に着目して~」「ゲートボールの普及~若者と競技者の融合を目指して~」「自然を活かしたアウトドアスポーツによる地域活性化の推進~地域におけるアウトドアスポーツの課題と若者のニーズに着目して~」「スポーツ医科学を利用した競技力向上~大学生の高知県スポーツ科学センターに対する認知度調査~」という4つのテーマで発表しました。

それぞれの発表が、高知県庁や高知県教育委員会などへのインタビュー調査、または共同事業などの具体的な動きから見えた課題や解決案についてであり、参加者は興味深い内容に聞き入っていました。

本学学生からは「県内のスポーツ活性化において高校生・大学生による様々な提案を聞くことで、新たな視点からスポーツの価値に気づくことができました。また、母校である高知商業での開催ということもあり、より一層力が入るとともに少し緊張しましたが、私たちの意見をしっかり伝えることができたと思います」という声も挙がり、多くの学びを得る会となりました。

「高知スポーツサミット」設立に関わった一人でもあり、スポーツがもたらす社会的価値に関する研究している前田講師は「"スポーツマネジメント"というキーワードをもとに若い世代が集まって研究交流をすることは、高知県のスポーツ界にとっても必要なことであり、関係者からも非常に歓迎されていると実感しています。この機運の高まりを学生たちの学びにつなげつつ、次世代にもつなげていければと考えています」と語りました。

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