2022.11. 7国際交流 / 在学生・保護者 / 学群・大学院 / 研究

留学報告会を開催しました

10月25日、香美キャンパスで「留学報告会」が行われ、留学に興味を持つ学生など約20名が参加しました。留学報告会では、2022年9月から約1カ月間、修士研究留学奨励プログラムを利用し、ドイツのシュトゥットガルト大学大面積マイクロエレクトロニクス研究所へ留学した滝野 結公さん(大学院修士課程 電子・光工学コース 2年/指導教員:プラズマ応用研究室 八田 章光教授)、山下 竜生さん(大学院修士課程 エネルギー工学コース 1年/指導教員:光・エネルギー研究室 李 朝陽教授)、寺倉 大貴さん(大学院修士課程 電子・光工学コース 1年/指導教員:光・エネルギー研究室 李 朝陽教授)の3名が留学で経験したことを発表しました。

修士研究留学奨励プログラムは、修士学生を対象に、海外での研究活動を通して、新たな学術的知見、外国語でのコミュニケーション力、多面的な視点・発想力・独創性、国際性・異文化への適応力・異文化環境での協働力を涵養することを目標にしている本学独自のプログラムです。短期プログラムと長期プログラムがあり、留学を支援するための奨学金の給付もあります。  

シュトゥットガルト大学は1829年に創立された歴史ある大学で、ドイツの優れた9つの工科大学連合「TU9」のひとつです。本学は同大学大面積マイクロエレクトロニクス研究所と2016年より国際交流協定を締結し、教員・研究者、学生、学術情報の交流及び共同研究活動を行っています。

3人は報告会で、広大なクリーンリームでデジタルクロックを作製する研究を行ったことや、同大学で開催された、ユーロディスプレイ(情報ディスプレイと関連技術の分野で重要な学会)で研究成果をポスター発表し、各国の教授やエンジニアと意見交換を行ったこと、学会のメンバーとベンツミュージアムやビアーフェスティバルを訪れたことなどを発表しました。

★留学報告会2.jpg

3人は留学を振り返り、「ドイツでの研究活動はあっという間でした。学部生の留学と違い、修士研究留学は、留学先の研究室で過ごすことが多く、研究所の方と親しくなることができました」「学会では知らない単語が出てくるなど、英語でのやりとりに苦労しました。発表では、新たな視点で意見をいただきました」「事前準備として、予定している研究内容のマニュアルや、担当教授の論文を読み込みました。留学中の研究が自分の研究とどうリンクするかを想像しながら研究できました」「シュトゥットガルトはとても過ごしやすい街で、研究の合間に観光もできました。有意義な留学になりました」と語りました。

キャンパス内にて.jpg ハイデルベルク城観光.jpg

(写真1枚目:シュトゥットガルト大学の様子、2枚目:ハイデルベルク城観光の様子)

本学の国際交流活動に関する取り組みはこちらからご覧ください。

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