2023.9.14学群・大学院 / 研究 / 研究者・企業

永国寺キャンパスにて、日本油化学会第61回年会が開催されました

9月7〜9日、永国寺キャンパスにて、日本油化学会第61回年会が開催されました。

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日本油化学会は、油脂・脂質、界面活性剤および関連物質に関する科学と技術の進歩を図り、産業の発展や生活と健康の向上に寄与することを目的として、講演会や優れた研究を行った研究者への表彰など様々な活動を行っています。

新型コロナウィルス感染症の影響で4年ぶりの対面開催となった今年の年会は、本学が共催、理工学群 西脇 永敏教授が実行委員長を務め、「土佐で同志と語り合おう」をテーマに全国から約420名の研究者が集いました。
油脂・脂質や界面化学をはじめ、食品化学、生化学、有機化学など多岐にわたる分野の研究成果発表と受賞講演、あわせて162件(口頭117件、ポスター45件)の発表が7会場で並行して行われ、各会場で熱い討論が交わされました。また、地域の方々も参加することができる市民講座では、高知県立牧野植物園長の川原 信夫氏が、牧野植物園の紹介と薬用植物や生薬に関するお話をしてくださいました。

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年会の後に高知市内で開催された懇親会には、200名を超える方々が参加しました。冒頭の挨拶では、西脇教授が人的交流の重要性について、また、蝶野 成臣学長が科学の更なる発展のために必要不可欠な異分野交流について言及。実際に、会場のあちこちで人の輪ができ、積極的な意見交換が行われるなど、対面での交流再開を歓迎する様子がうかがえました。

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