2023.11.29地域・一般 / 地域貢献 / 研究 / 研究者・企業

福本 昌弘教授らが南海トラフ巨大地震に備えた医療情報ネットワークの確立について地域連携セミナーで講演

11月15日、「地域連携セミナー2023」第4回を永国寺キャンパスで開催しました。

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本セミナーは、本学の専門性に根ざした地域貢献事例を紹介し、地域の未来を地域の方々とともに考え、議論することを目的に2018年度から地域連携機構が開催しています。

今回は、「南海トラフ巨大地震に備えた安全で確実な医療情報ネットワークの確立」をテーマに、情報学群 ネットワーク信号処理研究室の福本 昌弘教授をはじめ、木谷 豪希氏(高知医療センター)、西岡 優氏(総務省 四国総合通信局)、吉田 一志氏(情報通信研究機構:NICT)が登壇。4者が共同で研究開発を行っている地域間医療情報ネットワークシステムや、その先駆けとなった高知あんしんネットを構築した経緯、また、それぞれが取り組むDXを活用した地域課題の解決事例などを紹介しました。

  本セミナーはこちら(地域連携機構のYouTube)からご覧になれます

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(1枚目:木谷氏 2枚目:西岡氏 3枚目:吉田氏)

当日は、医療機関、IT企業の関係者や自治体の医療・防災担当者などが来場。配信視聴者合わせると約80名の方々に参加いただきました。参加者からは「様々な専門家の方々が連携すると、予期しない研究に発展する可能性を感じることができた」「医療救護所のような病院の敷地外でも電子カルテを利用・閲覧できるようになれば、より良いと思った。地域間医療情報ネットワークシステムの今後が期待できる」といった感想が寄せられました。

次回は、1月24日(水)「市民科学による地域文化資源継承の実践と方法」をテーマに、株式会社高知新聞社 学芸部記者 楠瀬 慶太氏とシステム工学群の高木 方隆教授が講演いたします。

  セミナーのチラシはこちらから

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