2024.3.22在学生・保護者 / 学生生活 / 学群・大学院 / 研究

土木学会四国支部優秀卒業生・修了生に選ばれました

学生2名が「令和5年度 土木学会四国支部優秀卒業生・修了生」として表彰されました。
本表彰は、土木学会四国支部が土木専攻の優秀な卒業生・修了生を対象に、その努力をたたえるため実施しており、本学からは1名ずつが選ばれました。

若吉 慧門さん(修士課程社会システム工学コース2年・奈良県立登美ヶ丘高等学校出身)
指導教員:国土情報処理工学研究室 高木 方隆教授
★8B0A7540.jpg
受賞コメント:研究成果を受賞という形として残すことができてうれしいです。親身になって一緒に研究してくださった高木先生、サポートいただいた村井先生、佐藤先生に感謝申し上げます。私は、樹木の健康状態を把握することを目的とし、太陽位置とデジタルカメラ位置の違いによる樹木の反射量の変化に着目しました。里山研究フィールドではUAVドローンを使って空中写真を撮影し、樹種ごとの特徴を調べました。カメラ特有の現象を校正するのに苦労しましたが、最終的に約21種49本の樹木を解析しまとめることができました。春からは、土木コンサルタントの技術職に就きます。大学で学んだ空中写真の測量をいかし、信頼される技術者として社会に貢献できる社会人になりたいです。

細川 昌樹さん(システム工学群4年・高知県・私立高知学芸高等学校出身)
指導教員:コンクリート研究室 大内 雅博教授
★8B0A7184.jpg
受賞コメント:研究内容が評価され光栄です。私は、現場での品質管理が不要な自己充填コンクリートの開発に取り組んできました。丁寧にご指導いただいた大内先生には感謝しております。柔らかいコンクリートをつくるため、炭酸水のつくり方など突飛な発想を『やってみたら?』と、指示してくださったこともうれしかったです。自作の炭酸水での結果が、市販の炭酸水を超えるまでは紆余曲折ありましたが、なぜうまくいかないのかを考える時間も楽しかったです。大学院では、コンクリートの練混ぜ手順の考案や、薬品と炭酸の関係を確かめる研究に取り組みたいです。

RELATED POST

関連記事