2024.3.29在学生・保護者 / 学生生活 / 学群・大学院 / 研究

日本建築学会四国支部長賞を学生2名が受賞

学生2名が「日本建築学会四国支部長賞」を受賞しました。
本賞は、各大学で建築系を専攻する卒業生・修了生のうち、学業成績最優秀者を表彰するものです。

西野 天駿さん (修士課程 社会システム工学コース2年・佐賀県立小城高等学校出身)
指導教員:鋼・コンクリート構造学研究室 鈴木 卓准教授

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受賞コメント:研究内容が評価され、光栄です。私は、新しい構造形式であるCES構造の非埋込み型柱脚の構造性能に関する研究に取り組んできました。鈴木先生の「構造力学」の授業で、専門的な知識を学ぶことが楽しくて選んだ研究室。ただ、研究室初めての院生ということもあり、先輩が居ない中での研究は苦労もありました。それでも最後までやり遂げることができたのは、鈴木先生と研究室の皆さんの支えがあったからです。論文執筆、学会発表、後輩の指導などを通して多くのことを学び成長を感じることができました。ご指導いただいた鈴木先生には心から感謝申し上げます。春からは、大学で学んだことをいかして建築業界で構造設計に携わります。将来の夢は、構造設計一級建築士の資格を30代前半で取得し、地震の多い日本に貢献することです。

楠 美旺さん(システム工学群 4年・愛媛県立宇和高等学校出身)
指導教員:環境建築デザイン研究室 渡辺 菊眞准教授

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受賞コメント:受賞することができてうれしいです。丁寧にご指導くださった渡辺先生に感謝申し上げます。土木と建築の融合をめざして私が卒業設計で取り組んだテーマは、「土讃線土佐北川駅の発展的な存続を願って」です。土佐北川駅は、橋の上にホームがあるという独特の立地で、周辺には四国山脈、穴内川もある自然豊かな場所です。この魅力のある場所を残すために、観光列車を走らせ、列車の揺れや音も楽しめる提案をしました。行き詰った時には、敷地に行って見ると新たな発見もありました。また、古民家改修に取り組むWAvertに所属し、遠征で四万十市に行った際には、地元の大工さんに漆喰の塗り方を教えてもらったり、建築士の方とお話しができたことが印象に残っています。春からは工務店に就職します。人とのつながりを大切にして施主様に寄り添える建築士になりたいです。

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