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- 第8回フロンティア・テクノロジーシンポジウムおよびSSP制度創設20周年祝賀会が…
7月27日、香美キャンパスで「第8回フロンティア・テクノロジーシンポジウム(International Symposium on Frontier Technology)」が開催されました。
本シンポジウムは、博士後期課程特待生制度(Special Scholarship Program :SSP)により博士号を取得し、様々な学術分野において世界各地で活躍している卒業生が中心となり企画するもので、先端的な研究分野の最新結果を発表する場として2007年より隔年で開催されています。
新型コロナウイルスの影響により5年ぶりの開催となった今年は、SSP制度の創設から20周年を迎えた節目の年でもあり、6か国から卒業生が来日し、在学生、教職員合わせて128名が参加しました。
当日は、李 朝陽国際交流センター長、大連理工大学 生物工程学院 孔 凡涛(Kong Fantao)准教授によるオープニングスピーチの後、蝶野 成臣学長およびマイアミ大学 機械・航空宇宙工学部の王 春蕾(Wang Chunlei) 教授による基調講演が行われました。その後、口頭発表/ポスターセッションを通じて、最新の研究成果が発表され、活発な意見交換が行われました。
シンポジウム終了後は、会場を移してSSP制度創設20周年を記念する祝賀会が開催され、主催者である高知工科大学校友会中国同窓会支部の孫 鳳代表より、20年の歴史を振り返り、指導教員、関係者への謝辞と、これからのSSP制度の益々の発展に期待を込めた挨拶がありました。また、欧米では広く普及していた一方で、当時の日本ではまだ一般的ではなかった、博士を対象とした奨学金制度をいち早く本学に取り入れた岡村 甫名誉教授(第2代学長)へ、卒業生から感謝の気持ちを込めた花束の贈呈が行われました。
SSP制度は2024年3月末までに累計223名の卒業生を輩出しており、そのうち141名が世界中の大学や学術機関の研究職に就き、活躍しています。
高知工科大学は今後も、国際交流の活性化、また国際的に活躍する研究者の輩出をめざしていきます。
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