2017.10.20国際交流 / 在学生・保護者 / 学群・大学院 / 研究 / 研究者・企業

海外インターンラボの報告会を開催しました

10 月19日、理工系学生海外InternLab(海外インターンラボ)報告会を開催しました。

☆2S1A8416.JPG9月5日から9月19日までの約2週間、システム工学群 李 朝陽 教授古田 寛 准教授引率のもと、中国ハルビン工業大学において修士学生を中心とする計9名の学生が短期滞在し、その研究発表交流や実験等の内容と成果を発表しました。

現在、日本の大学ではグローバル化による語学・文化研修など、さまざまな派遣プログラムがありますが、その中でも海外の大学生と専門分野交流の機会が少なく、李教授は「先端の研究に触れることや国際的な視野と知識を広げるため、学生のインスピレーションを刺激し研究意欲をかき立てる絶好の機会を提供したい」という思いから「Intern Lab Program」を提案し、学内の研究教育プログラムとして採択されました。

参加した学生達は、ハルビン工業大学の材料科学、通信工学、機械電子工学、化学工学を専攻する4分野5研究室において、研究はもとより、文化交流も行いました。

報告会では、それぞれの学生が共同で行った研究成果や、高い技術を取り入れた大慶石油化学技術博物館やハルビンビール工場などの施設見学をした貴重な体験などを発表しました。このように、国際的な複数の分野の研究室同士で学生が研究を通じて文化交流することは、全国的にも珍しい取り組みとのことです。

☆2S1A8393.jpg補正.jpg研究室 写真.jpg

学生は「高いレベルの交流を通じて研究や語学学習に対するモチベーションが向上し、技術者としての知識や視野を広げることができた」「中国文化を学び、中国と日本の良さや、海外へ行く面白さに気付いた」「今回の研修を通し、海外で活躍できる人材になりたいと思った」等、それぞれ今回学んだことや今後の意気込みを語っていました。

本学はこれからも、国内外の理工学系大学との交流を積極的に行っていきます。

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