2017.12.15在学生・保護者 / 学生生活 / 学群・大学院

元ラグビー日本代表監督の萩本 光威 氏が本学で講義しました

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12月13日、永国寺キャンパスで、「スポーツ企業マネジメント」の授業(担当教員:経済・マネジメント学群 生島 淳 准教授前田 和範 助教)に元ラグビー日本代表監督 萩本 光威 氏をお招きし「私のスポーツキャリアから伝えたいこと」という題目で講義をしていただきました。

本授業は、経済・マネジメント学群で実施している、スポーツ分野に携わる人物をお招きし「スポーツを仕事にする」とはどういうことかを理解する「スポーツ経営学」「スポーツ産業論」などの実践編として位置づけている授業です。

今回、ラグビー界で輝かしい活躍をし、日本代表監督としてもチームをワールドカップへと導いた萩本氏より、ラグビー選手・指導者としての経験や、その中での学びについてなどをご講義いただきました。

萩本氏は「ラグビーは、1つのボールを痛いことやきついことから逃げず、自分を犠牲にして仲間に繋いでいく自己犠牲と信頼のスポーツです。今持つ力を100パーセント発揮し、自分の役割と責任を果たしたとき、選手間の信頼関係、つまり「チームワーク」が生まれ、チーム力が最大となります。「仲良しグループ」ではチーム力は低下する。それはラグビー以外でも同じことです」と解説しました。

また、2019年に日本で開催されるワールドカップについて、今後も国内トップリーグチームが、世界と対戦する流れをつくり、ラグビー人気を定着させる必要があると述べました。

最後に、熱心に聴講する30人の学生に対し「自分の道は自分で切り拓き、信念を持って失敗を恐れずに行動してください。そうすれば、困難なことがあっても何とかうまくいきます。これから社会に出て、いろいろな世界に羽ばたいてください」とエールを送りました。

☆8B0A2036.JPG質疑応答では、学生から「国別、性別での指導方法の違いは」等の質問があり、講義後の休み時間も講師への質問が続き、実践的で大変有意義な授業となりました。

受講した経済・マネジメント学群3年の高橋 那於さんは「小・中学校とラグビーをしていました。ラグビーに関する職業に就きたいと思っていましたが、講義を拝聴し、ますますその職に魅力を感じています。また、コーチングとは自分の思いを伝え指導するのではなく、相手に考えさせて、意思を引き出すことが重要であるということを学び、大変勉強になりました」と、感想を語ってくれました。

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