2018.5.24在学生・保護者 / 地域・一般 / 学生生活 / 学群・大学院 / 研究 / 研究者・企業

学生団体Cykutが高知県警察本部より「サイバー防犯ボランティア」の委嘱を受けました

5月23日、情報学群の学生を中心とする情報ボランティア団体「Cykut」(サイカット)(顧問:吉田 真一 准教授)が、高知県警察本部より「サイバー防犯ボランティア」の委嘱を受けました。 

Cykutは2104年12月に設立した団体で、コンピュータセキュリティ・インターネットセキュリティに関する自分たちの知識・技能を高めるとともに、人々が安全、安心にサイバー空間(インターネット社会)で暮らせるように、インターネットや不正アプリに潜む危険性や正しいネット利用方法について小中学校・高等学校で講演を行うなど、勉強で得た知識を活かして社会貢献活動を行っている、現在20名が所属する団体です。

2015年から毎年度サイバー防犯ボランティアに委嘱されており、今年で4回目となります。
昨年12月には、児童に有害な情報を多数発見・通報したことにより警察庁より感謝状が贈呈されています。

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当日香美キャンパスにて行われた委嘱式には、Cykutのメンバー6名が出席し、高知県警察本部生活安全部 生活環境課サイバー犯罪対策室 室長 城森 拓郎氏より、代表の大平 合くん(情報学群 3年)に委嘱状が手渡されました。「サイバー防犯ボランティア」とし高知県警察本部と協力し、インターネット上の違法・有害情報のパトロール活動(サイバーパトロール)や、サイバー犯罪の被害防止のための教育活動や広報啓発活動を学校や団体に対し行っていきます。

委嘱式続いて「サイバーパトロール実習」にうつり、安全第一に無理をせずに行うことや、年々増加傾向にある児童被害の現況の説明を受け、実際にスマートフォンやタブレットを用いて通報の仕方などの研修を受けました。

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代表の大平 合くん(情報学群 3年)は、「今年度も引き続き自分たちの時間の許される範囲で、ネット上に潜む危険性についての啓発活動や、サイバーパトロールを実施してサイバー空間の浄化に貢献できるように努めていきます。最近では、スマホなどでインターネットは身近になることにより、利用者の低年齢化が進んでいます。利便性の中に潜む危険性について、判断ができるように、正しい利用についての啓発活動を行っていきたいと思います。
通報により児童に有害なアカウントの削除につながっても、次々といたちごっこのような状態となっており、それらを効率よく通報できる方法も考えながらサイバーパトロールを実施していきたいと思います」と抱負と意気込みを語ってくれました。

委嘱を受け、今後の活動に向けて気持ちを新たにした様子でした。

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