2018.7. 2在学生・保護者 / 地域・一般 / 地域貢献 / 学生生活 / 学群・大学院

学生団体Cykutが学校警察連絡協議会で講演しました。

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情報ボランティア団体「Cykut」(サイカット)が、6月29日南国警察署管内 学校警察連絡協議会で研修の講師を務めました。

当協議会は南国署警察管内(南国市・香美市・香南市)の小・中、高等学校等の校長先生や生徒指導を担当する先生方、教育委員会、警察署の署長および担当する警察職員の方々で構成されており、学校と警察が緊密な連携を保ち、児童生徒の健全育成を図ることが目的とされています。

「Cykut」は、情報学群の学生を中心に現在20名が所属する学生団体(顧問:吉田 真一 准教授)で、勉強で得たコンピュータセキュリティ・インターネットセキュリティに関する知識と技能を日頃より高めるとともに、違法・有害情報のサイバーパトロールや、サイバー犯罪の被害防止のための教育活動や広報啓発活動を行っており 高知県警察本部から「サイバー防犯ボランティア」の委嘱も受けています。

今般、児童生徒を取り巻く環境は様々な面において変化し、中でもサイバー空間(インターネット社会)では、SNSや不正なアプリなどによって児童被害は年々増加傾向にある状況が憂慮されており、当協議会では、インターネット利用によって児童生徒がトラブルや被害に合わないための指導力などを高めてもらうために、学生自らが実際に行っている啓発活動について紹介し関係者に理解を深めてもらおうと今回の講演依頼となりました。

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この日は、約50名の方が総会に出席され、引き続き研修会が開かれたもので、「Cykut」代表の大平 合くんと立石 孝幸くん(情報学群 3年)が「SNSでおきるトラブル」と題して、日ごろ中学校や高校で行っている講演内容5つを紹介しました。

 

『親しい友達にだけ送った画像が、いつの間にか収拾がつかないほど拡散されてしまった』『画像をアップするだけで個人を特定されてしまう情報を含んでいる』『漫画の無料サイトを例にしたネット上のモラル』『子供たちが知らずにやってしまうゲーム課金』など児童・生徒たちが使用方法は知っていても、情報発信することには責任が生じることや、友達の気持ちを考えて行動すれば本人を傷つけたり、いじめにつながる原因にもならないという講演の内容を披露しました。

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出席した学校の先生から「教職員の中に携帯やインターネットに詳しい者もいるけれど、是非うちの学校へも来てもらい、生徒たちの指導にあたる教職員の研修に力を貸してもらいたい」と学生の活動内容に賞賛の声をいただいていました。

代表の大平くんは「普段は小中学生や高校生に講演を行っているので、警察署の方や校長先生などの前での講演は大変緊張しましたが、利便性の中に潜む危険性について、児童生徒も自身でも判断ができるように、正しい利用についての啓発活動を引き続き可能な範囲で行い、自分たちも勉強を続けていきます」と語ってくれました。

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