2018.10.23在学生・保護者 / 地域・一般 / 学群・大学院 / 研究 / 研究者・企業

「マーケティング戦略立案コンテスト2018」で学生が決勝に出場しました

10月10日、東京都で開催された「マーケティング戦略立案コンテスト2018(主催:株式会社マクロミル)」の決勝プレゼン大会に、経済・マネジメント学群3年の小松 葵さん(起業工学研究室:石谷 康人 准教授所属)、谷澤 優芽さん、渡邉 亜弓さん(財政政策研究室:新居 理有 講師所属)が出場しました。

本コンテストは、昨今需要が増加している「データを活用してビジネス課題を解決出来る人材」の育成を目的に開催されており、実際に企業が直面している"リアルな"ビジネス課題について、学生が協賛企業から提供される様々なデータを活用しながら戦略を立案します。

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(写真:出場した学生3名と新居講師)

今回は、以下の4課題に対して全108チームが応募し、書類選考に臨みました。
本学学生チーム"りあるちゃんず"は「ビール類、チューハイなどのRTDを飲む若者を増やす施策(商品・販促・広告)の企画」の課題に応募し、本課題に応募したチームの上位3組に入り、決勝プレゼン大会に進出しました。

課題一覧
■ソフトバンク株式会社 「ソフトバンクショップを活用した新規ビジネスの立案」
■アサヒビール株式会社 「ビール類、チューハイなどのRTD※を飲む若者を増やす施策(商品・販促・広告)の企画」 (※)「Ready to Drink」の略。購入後、そのまま飲用可能な缶チューハイなどを指します
■ANA(全日本空輸株式会社) 「新しい旅アプリの若年層ユーザー拡大に向けた戦略立案」
■江崎グリコ株式会社 学生たちのチョコレート消費量を5倍に増やせ! ~日本のチョコ文化の常識を覆す"新習慣"を生み出す戦略を提案せよ!~

決勝プレゼン大会は、実際に企業審査員の前でプレゼンテーションするという緊張感の中行われました。
本学学生チームの「若者向けの飲みやすいビールの開発、販促」という提案に対し、「伸びている市場に参入して新商品を開発する発想だとRTDとなるが、なぜビール類の商品を提案したのか」など、企業審査員ならではの具体的で厳しい質疑応答がなされました。

コンテストを終えた学生3名は
「消費者購買データ等、主催者からいただいたデータが自分たちの提案根拠となっていないことに途中で気づき、データの見方・分析の方向性について新居先生から助言を受けながら、締め切りギリギリまでかけて仕上げました。今振り返ると、そういった危機感が集中力を高め良い作品が出来たのだと思います。同じ課題でも、他大学の学生は全く違う観点で提案していたことや、同じ学生の発表の仕方・PowerPointの作り方等を見ることができ、大変刺激を受けました。今回の入賞を糧に更にプレゼンテーション能力を磨き、来年機会があればまた挑戦したいと思います」と貴重な経験ができたことを笑顔で振り返ってくれました。

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新居講師も、「研究室において、3年生の最初はデータ分析に関するテキストを読んで知識を深める活動を中心に行っています。本コンテストでの発表は、データ分析する際に学んだ知識が実際どう活かされるのか、実践を通して学ぶ良い機会になると考え応募を勧めました。決勝に出場できたことは勿論嬉しいですが、他大学の発表に刺激を受けるなど、学生がそれぞれに何か感じ取ってくれたことが何より嬉しいです」と振り返ってくれました。

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