2021.3.23在学生・保護者 / 地域・一般 / 学群・大学院 / 研究

学生2名が日本設計工学会武藤栄次賞 優秀学生賞を受賞

安岡 龍哉さん(修士課程エネルギー工学コース 2年)と此尾 友花さん(システム工学群 4年)とが「日本設計工学会 武藤栄次賞 優秀学生賞」を受賞しました。

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本賞は、設計工学に関連する大学、大学院修士課程および工業高等専門学校の各学科、専攻あるいはコースの当該年度の卒業生あるいは修了生のうち最も優秀な学生を表彰するものです。

安岡 龍哉さん(材料革新サスティナブルテクノロジー研究室 川原村 敏幸教授)
深紫外発光デバイスへの応用を目指して、酸化ガリウムの高品質化に取り組みました。酸化ガリウムとは酸化物半導体の一つで、次世代半導体素材として注目を集めていますが、高品質なものを作製するのが困難な材料です。そこで私は、表面平坦性に着目し、より平坦な表面をもつ酸化ガリウムを作製できるように研究を行ってきました。
この度はこのような賞を頂き、大変光栄に思います。川原村教授の熱心なご指導や、研究室の仲間の協力のおかげだと存じており、心より感謝申し上げます。卒業後は博士課程に進学しますが、より一層研究に邁進していきたいと思います。

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此尾 友花さん(知能ロボティクス研究室 王 碩玉教授)

高齢者や身体の不自由な方が安心して歩行訓練が可能となる歩行支援機の開発を目的とし、歩行訓練者の歩行意図を認識するシステムの研究に取り組みました。訓練者の脚部につけたセンサから筋肉の電気信号を計測し、機械学習を用いた歩行方向の識別方法について開発を行いました。
入学後は、日々の講義や研究に加え、タイへの交換留学や茶道部の活動等、充実した4年間を過ごすことができました。今回武藤栄次賞を受賞することができたのも、指導教員である王教授をはじめ先生方や職員の方々のご協力、また大学生活を支えてくれた家族や友人の存在があったからこそだと考えています。今春からは他大学の大学院へ進学しますが、これからも周りへの感謝を忘れず精進していく所存です。

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