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- 情報学群が「女性エンジニアの長期キャリアに関する意見交換」を行いました
7月26日、情報学群のキャリアセミナーの中で、女子学生を対象とした「女性エンジニアの長期キャリアに関する意見交換」を行いました。
この取り組みは、政府が進める「男女共同参画」の指針に基づき、社会で活躍する女性を多く輩出するため、エンジニアを目指す女子学生へのキャリア教育の一環として実施されたものです。
本キャリアセミナーには、女性の活躍を積極的に支援している企業であるNRIシステムテクノ株式会社、株式会社NTTデータ・アイおよびT&D情報システム株式会社の3社から、人事担当者をはじめ、女性管理職や育児経験のある女性エンジニアの方々にご参加いただきました。
横山 和俊教授の司会進行のもと、育児休業や短時間勤務制度などの両立支援制度の整備や、ワーキングマザーとの座談会や次世代リーダー対象のワークショップの開催により、男女関係なく自分らしく働くことのできる職場づくりが行われていることについて紹介がありました。各企業からの紹介に対し、学生からは「出産育児からの復帰が不安」、「OJT期間中に育休をとると同期との差がついてしまうのではないか」、「男性の育休取得に対する意識の変化は?」といった意見や質問がなされました。各企業の担当者が、その一つ一つに丁寧に回答してくださり、活発な意見交換が行われました。
最後には、「心身ともに健康でいられることが何より大切。会社が実施するサポート制度をためらうことなく活用してほしい」、「自分の中で何を大切にしたいのか見失わないこと。ライフとワークのバランスをしっかりと定め、どちらに軸足を置くのか、その時々で選択しなければならない。また、理解を得られるよう、周囲にはっきり伝えてほしい」といった人生の先輩方からのメッセージに、学生たちは、真剣に耳を傾けていました。
セミナー終了後、学生からは「今回お話を伺った企業の方々は、育休や産休について前向きで、私も働きたいと思いました。また、管理職の方々が寛容的なことに驚きました」、「男性女性に限らず、育休を取ることに関して後ろめたさを感じなくていい社風にとても好感を持てました。このように女性が働く上での不安をサポートしてくれる企業がこれからも増えて欲しいなと感じました」といった感想が寄せられました。
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