2023.12.19国際交流 / 在学生・保護者 / 学群・大学院 / 研究

さらなる交流発展に向け中国・瀋陽工業大学から訪問団が来学

両大学の交流発展に向けた協議のため、12月11日、中国の瀋陽工業大学から 陈 延明(CHEN Yanming)副学長をはじめとする5名の訪問団が香美・永国寺の両キャンパスを訪れ、蝶野 成臣学長をはじめ、岩田 誠副学長八田 章光副学長らが出迎えました。

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瀋陽工業大学とは、2002年に教員・研究者、学生、学術情報の交流および共同研究活動に関する国際交流協定を締結。以来、20名以上の同大出身者が、博士後期課程のSSP(※)特待生として本学を修了しているほか、多くの研究者が継続的に交流しています。

会談では、蝶野学長が「瀋陽工業大学は本学の協定校のうち、長年にわたり、最も交流の盛んな大学の一つ。来訪を心から歓迎するとともに、今後さらに交流が進むことを期待します」と感謝と歓迎の意を伝えました。これに対し、陈副学長からは「本学にとっても高知工科大学は重要な協定校。電気・機械の分野を中心に長年交流は続いてきたが、今後より一層深めていきましょう」と述べられました。続いて、大学院生の共同育成プログラムや、学士課程学生の短期派遣、教員間の交流、瀋陽工業大学75周年記念式典への招待など幅広く意見を交換しました。

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香美キャンパスでは、視覚・感性統合研究室、機械・航空システム制御研究室、Center for Human-Engaged Computing、アドバンストロボティクス研究センターの4つの研究室を見学、それぞれの研究内容に熱心に耳を傾けていました。

終始和やかな雰囲気の中で行われた今回の訪問を通して、両大学のさらなる交流関係を築くため、一層の努力を行うことが確認されました。

瀋陽工業大学は1949年、中国の遼寧省瀋陽市に設立された、学生数約32,000人、20以上の学部を擁する総合大学です。電気・電子分野をはじめとする工学系を中心に、理学、経済学、法学など幅広い領域に展開。国家重点科学や国家重点研究センターも設置されています。

※博士後期課程SSP(Special Scholarship Program)特待生制度とは、本学で2003年に設立された制度で、大学・大学院修士課程を特に優秀な成績で修了した学生を対象に、本学の博士課程で学びながら特定の研究プロジェクトに従事しようとする学生を経済的に支援する制度です。

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