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- 「大学見本市2024~イノベーション・ジャパン」に出展しました
8月22・23日の2日間、東京ビッグサイトで開催された「大学見本市2024~イノベーション・ジャパン」に、池上 浩特任教授(総合研究所)、林 正太郎教授(理工学群)が出展し、それぞれの特許技術や研究拠点での活動などを紹介しました。
今年で21回目となる同イベントは、全国の大学等機関から創出された研究成果の社会還元、技術移転の促進および社会実装、実用化に向けた産学連携等のマッチング支援を目的として、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) が開催する国内最大級の産学連携イベントです。今回は、主催者の審査を経た132大学等から、281件の最新研究シーズが紹介されました。
池上特任教授は「光・量子を活用した産学官共創社会実装拠点の紹介」と題して、九州大学をはじめとした大学や中堅・中小企業を主とした約10機関と連携してレーザー加工技術を活用し社会実装をめざす3つの事例について紹介しました。
林教授は「自立型有機光共振器」をテーマに、マイクロ球体に蛍光性分子を吸着させたWGM共振器を開発し、それを柔軟な基板に塗布した自立型の有機光共振器について紹介しました。加えて、自己組織化で作製した面共振可能なFPモード共振器も紹介。小型分光器と合わせた簡易なセンサーシステムのプロトタイプを製作・展示し、波長を計測・表示するデモンストレーションも行いました。双方共にセンサーシステムの製品開発が期待できます。
ブースには、企業や国の機関、他大学の研究者など全国から多くの方々に訪問いただき、共同研究・受託研究の可能性や技術移転の打診、企業課題の解決に関する相談や情報交換が数多くなされました。今後の研究推進はもとより、事業化や社会実装に向けた人的ネットワークを築くこともできました。
本学は、今後も各種イベントに積極的に参加し、社会貢献を念頭に研究内容とその成果を発信するとともに、産学官民のさらなる連携を推進していきます。
2人の研究紹介はこちらから
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