2018.6.11在学生・保護者 / 地域・一般 / 地域貢献 / 学群・大学院 / 研究 / 研究者・企業

山本真行教授が「日本地球惑星科学連合大会」に向け高校生と研究会を開催

5月19日、高知工科大学東京教室にて、山本 真行 教授(システム工学群)が、全国5校より集まった高校生グループとの研究会を開催しました。

※山本教授は、日本初の民間観測ロケット「MOMO2号機」でのインフラサウンド実験で現在注目を浴びる研究者の一人で、山本教授が室長を務める「インフラサウンド研究室」も本学総合研究所の重点研究室として様々な研究成果を創出しています。

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本研究会は、5月20日~24日、千葉県幕張メッセで開催された「日本地球惑星科学連合2018年大会」にて、高校生グループが「高高度発光現象スプライト」に関する発表を行うための事前勉強会の目的もあり、大舞台に向けて発表内容に関するディスカッションや、専門家から質問されるであろう内容の事前対策等が行われました。

山本教授と高校生グループとの関係は約10年前にさかのぼります。
2006年、全国14のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)採択校と高知工科大学が共同し、「SSHコンソーシアム」を結成。世界最大規模の「全国での高高度発光現象スプライトの同時観測」の共同研究が開始され、山本教授が研究テーマ発案者・担当研究者として携わり始めました。
研究開始当初は、高校生にとって観測の進め方、機材の扱い方等全てが手探りでしたが、10年間の経験・成果の蓄積により高校生独自で高度な研究が行えるまでに成長し、メディアで特集番組が組まれるまでに発展しました。

また、「日本地球惑星科学連合2018年大会」では、安河内 祐輔さん(大学院修士課程 知能機械システム工学コース 1年)の発表「高高度SUAV運用に向けた高度変化に伴うプロペラの推進力評価」が名誉ある招待講演に選ばれました。
安河内さんは緊張しながらも、今後のモチベーションアップにつながる貴重な経験ができたようでした。

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このように本学では最先端分野における教育・研究活動を活発に進めています。

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