2018.11.20地域・一般 / 地域貢献 / 研究

ものづくり総合技術展に出展しました

11月15日~17日の3日間、高知ぢばさんセンターで開催された「第7回ものづくり総合技術展」に高知工科大学も出展しました。開会式では尾﨑 正直 高知県知事のあいさつの後、本学の磯部学長らがテープカットを行い、盛大な開幕となりました。

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展示は「里山工学-香美市佐岡地区での取り組み-」というタイトルで、システム工学群 高木 方隆 教授が代表で進める研究を紹介しました。本研究は香美市土佐山田町佐岡地区を対象に、科学的な予測手法により安全で安心できる里山での暮らし方の提案を目標とするものです。
現在は活動拠点として購入した古民家の整備を計画しつつ、地元神社の修復、歴史環境の調査、建築環境の調査などの研究を行っています。
展示ブースでは、古民家の整備前の姿を残すために作成した模型や、高知県建築文化賞を受賞した金峯神社の写真などを前に、来場者との研究内容に関する質問等が取り交わされ、今後の研究推進に大変参考となりました。

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また、大ホールステージでは、システム工学群 山本 真行 教授が、小学校高学年対象に、「虹のふしぎ・・・魔法の道具をもらって虹を作ってみよう!」という題名で、科学教室を開催しました。光が虹色に見える魔法のグッズを使って、虹が7色に見える理由などを説明しました。参加した小学生は、教室が終わった後も積極的に質問をしたり、もらったグッズで様々な場所を覗いてみたりと、身近な科学に興味津々の様子でした。

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他にも、学生団体の航空研究会は、「本格的な紙飛行機をつくろう~目指せライト兄弟!~」という題名で、小学校低学年を対象に、厚紙を組み立てて本物の形をしたオリジナルの紙飛行機を作るものづくり教室を開催しました。
計6回実施しましたが、各回ともあっという間に定員に達するほどの大盛況で、参加した親子は、機体のバランスを整えるのに苦労をしながらも、できた飛行機を好きな色に塗り、世界で一つのオリジナル飛行機を作成しました。参加者は、「大学生が教えてくれたから簡単にできて楽しかった」と、満足そうに作った飛行機を持って帰りました。

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本学は、今後も各種イベントに積極的に参加し、社会貢献を念頭に研究内容を発信するとともに、産学官民のさらなる連携を推進していきます。

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